景観、自然と人間の接点
ガクアジサイ、好きなブルーだ。隣の円柱は?。そうか、秀吉時代の三条大橋の脚柱。青モミジも艶やかだ。低い階段、1、2、3…と5段上がって、藤ダナ。緑陰つくって広い。回りにベンチ。サクラの古木、朽ちた枝に逆さの和傘、忘れたのは?。左甚五郎!まさか?。
国の名勝・円山公園。近づく祇園祭、八坂神社の裏側を抜け、ラジオ塔、しだれ桜をこえて、北東側だ。瓢箪池、棒鱈と海老芋の芋ぼう、知恩院の入り口がそこだ。出歩き、去年見つけたここの藤ダナが気に入っている。西側にも一カ所だが、こちらが静かで、風もよく通る。文庫本を読んでゆっくりするのに適している。夏場の緑陰休憩、京都御苑か、ここだ。
景観か風景か、歩いて、いいなあと思うと、その場でデジカメを向ける。場所は同じでも、季節が変わると、見え方がちがう。写真家井上隆雄は、古木とトタン屋根などさりげない風景を撮って「自然と人間との接点」という写真集を出版、古書店でみつけ、時おり頁をめくる。この藤ダナ回りも、そんな風景を感じさせる。7代目小川治兵衛作庭の円山公園の一角。アジサイ、脚柱、青モミジ、藤ダナ、朽ちた桜と和傘…ここにも自然と人間の関わりがある。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 植物園、花の色いろいろ(2025.04.21)
- あのプーさん、あのスニーカー(2025.04.20)
コメント
今朝、現在までの、このブログへのアクセス回数は2,203,141回。驚愕のカウンターです。
スタートは2006年9月2日。わずか4行の「退職2ケ月考」からでしたね。この年の、この月は、
全国の仲間が宮崎に結集してゴルフ、懇親会、観光する大会をやったので、よく覚えています。
この15日付には台風襲来の中の宮崎行き、21日は宮崎で「八紘一宇の碑」を見てきたと~
写真付きになり、休みなしの18年。健脚健筆ぶりに頭が下がります。
投稿: s.hidaka | 2024年6月21日 (金) 09時00分