ご飯、玉子やき、みそ汁
壁のお品書き札。御飯代220円、玉子やき代520円、みそ汁代180円。それぞれ独立していても、その並びからして、定食。三つで一つだ。赤字の値段、円が崩しの旧字体か、読めても書けない。今どき、ええんかな?。お品書き、どこか郷愁あり、セット注文した。
うどん、丼の「京都食堂探究」本で、何度かお邪魔している「まつ山」。豊国神社前の正面通り、耳塚前。いまは2代目か3代目か、古そうなお店だ。ウインドウに阪神の球団旗、店内のカレンダー、5月は近本の写真。店が阪神ファン、まちがいない。三十三間堂なども近く、店前道路が広く、停車しやすく、修学旅行生を乗せたTXが昼食の案内でよく来ている。
いまはシーズン、どこの県の中学生か、よく出あう。セーラー服の女生徒、可愛い。懐かしがっている場合でない。セット注文の昼ご飯だ。黄色い沢庵2枚、揚げ入り味噌汁にメーンの玉子やき。斜め板のたこ焼き・明石焼きでも、関東の甘い厚焼きでも、京風の出汁巻きでもない。ふんわり、玉子やきだ。柔らかい。少し端をとって、白飯に乗せて、沢庵ポリポリして、味噌汁すすって…。見上げるTVは昼でも朝ドラ、虎に翼。場面は戦前。店全体か懐古調になっている。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 野菜また野菜、京野菜(2025.04.28)
- 落語と美術の展覧会(2025.04.27)
コメント