ブラシノキ
その咲いた姿、形をみて、名前がすぐ思い浮かぶ花がある。木の枝に白い花が二枚、ふんわり垂れ下がるハンカチノキ、雄しべが長針と短針になっているトケイソウ、それと細長い円筒に針が伸びたブラシノキなどがそうだ。ひと目見たその時から~ああ君か!である。
京都東山、豊国神社前の正面通りを鴨川の川端通りまで行って~である。3年前に出来たホテルの庭木に2本、ブラシノキの花が燃えるように咲いている。高さ3㍍ほど、初夏の陽ざしを浴びて、赤い、赤い、赤い。まるで恋の花だ。咲くのは初夏の今ごろ。ホテル前に藤棚、向かいに老舗饅頭屋さんだが、この時期、この場所で、咲き出しての出会いは初めてだ。
ハンカチノキもトケイソウも、植物園で見知っている。ブラシノキはあったかどうかだが、何年か前、自宅ある山科回りを歩いていて、出あったので覚えている。わからない花の名前はスマホアプリのグーグルレンズだが、ここのもブラシノキにちかいないと思いつつ、念のために赤い花にかざして、そのとおり。オーストラリア原産、和名で「金宝樹」と出た。花言葉は「恋の炎」。髪の毛をとくか、ボトルを洗うか~、出あった時からブラシノキ!。
※ ブラシノキ。フトモモ科ブラシノキ属で常緑小高木。別称、カリステモン。白、ピンクもある。
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