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2024年5月19日 (日)

出町と出町柳

Img_3625 Img_3623_20240516084201 Img_3628_20240516084301 Img_3630 Img_3627_20240516084301 Img_3612_20240516084101 Img_3615_20240516085001 Img_3621_20240516084201 加茂川の出町橋、その西詰のシダレヤナギから遠くを見れば~である。東山三十六峰、如意が岳の大文字。橋の傍を葵祭の王朝絵巻・牛車が通り下鴨神社へ行く。橋を渡れば、もう一つの高野川・河合橋。二つの川が一つになり、三角州をつくり、鴨川と名を変え流れ出る。

 

 京都市内から出るので、出町だそうだ。河原町今出川の北側あたり。豆餅で列が絶えないふたば餅とアニメにも登場の枡形商店街。鯖寿司の満寿形屋、ミニシアター、古本屋、細巻店などあり、よく行く。出町橋のシダレヤナギは古木。台風で倒れて再生、たれて幽霊柳ともいう。柳の傍、福井・小浜から鯖に一塩ふって~の説明付きで、鯖街道口の石碑が立つ。

 

 橋二つの東側、京阪電車と叡山電車の出町柳駅だ。このあたりの地名が柳の辻なので、駅名に柳がついた。叡山電車が出来て、大原から京都へ出る町で出町とも。駅舎近くにシダレヤナギ2本。駅の誕生とともに育っている。出町と出町柳、そのふたつの関わりがややこしい。スマホの検索で調べると、かつて洛中洛外、秀吉のお土居あり今出川口。その命名、祭礼ノボリに。夏日、加茂川に水着の若者たち。川を渡って出町?、新しい歴史が流れている。

 

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コメント

こんにちは、初めまして大津っ子です。毎日楽しませて頂いております。昨年94歳で旅立った母が上賀茂藤木町のクスノキの前の出でした。娘時分買物に出町や大宮へでるのを「京へ行く」と行っていたと聞きました。京に田舎ありの上賀茂も変わりました。枡形商店街も少しづつ変化してきましたが、いつまでも地元の商店街でいてほしいと思っています。毎週百万遍界隈に出かけますが、食べ物記事が参考になります。食べログよりもずっと信頼できますね。

投稿: koganemaru | 2024年5月19日 (日) 12時47分

長蛇の列が並ぶ鯖寿司とうどんの満寿形屋、豆餅のふたば餅。
懐かしいですね。ここ桝形は庶民生活を代表する商店街として
学生時代から慣れ親しんだ大好きな場所です。
夏日に誘われて早や水遊びする若者同様に、僕らの学生時代も
集まって賑やかな時間を過ごしました。
昨年末には洋洋さんと女房も連れ立って鴨川河川敷を南下しましたね。

投稿: s.hidaka | 2024年5月19日 (日) 08時58分

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