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2024年5月27日 (月)

町絵師の描く新札の顔

Img_4096_20240524071701 Img_4097_20240524071701 Img_4108_20240524071801 Img_4109_20240524071801 Img_4103 Img_4101_20240524071801 Img_4099 新札の顔だ。千円は、近代医学の父・北里柴三郎さん。眼鏡に口ひげ、恰幅がいい。女性教育の先がけ、津田梅子さんは5千円だ。着物、まなざしが優しい。どれだけお目にかかれるか、1万円札は渋沢栄一さん。大河ドラマ「青天を衝け」の主人公にもなった実業家だ。

 

 出歩き発見は、描かれた新紙幣の皆さん。旧東海道、京都への入り口、山科の四ノ宮だ。京阪京津線の駅近くの民家玄関に何枚か、絵が飾ってあり、その一枚。つい、足がとまって、見とれた。もう一枚は、ドジャーズの大谷が本塁打を打った瞬間だ。阪神タイガース、ミッキーマウスも一緒…よくみると、スタンド上段に冗談か京都新聞看板。ここはどこだ!。

 

 自宅は元飲食店のふたば。ご主人の山中さん、好きが高じて、町の絵師。近くの諸羽神社の保存会から依頼、10年来、干支が浮かび上がる3D絵馬を奉納、名物になっていた。今は黒豆大福で有名な出町商店街のふたば暖簾分けの店も閉じ、絵馬奉納のお役目も終えて、まあ悠々自適。アクリル絵で思いのまま描いて、新札だ、大谷だ、富士山だ~と、道行く人を楽しませている。関テレ「となりの人間国宝」でも紹介。町絵師の自宅個展、いまは新札展!。

 

 ※ 20年ぶり新札発行は7月3日。1万円福沢諭吉、5千円樋口一葉、千円野口英世はあと1か月余りで旧札になる。

 

 

 

 

 

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