うどん屋さん、週刊朝日、五能線
これは、出会いの二重奏、いや三重奏かな。たまに入る食堂「まつ山」さん、昼に「しっぽく」頼んで、待つ間にテーブル下から週刊朝日である。去年5月30日付け、101年の歴史を閉じた週刊朝日の23年5・5~12合併号。おおかた1年前の号、まだ置いてある。
「まつ山」は、秀吉さん祀る豊国神社前、歩きコースの正面通り。その週刊朝日、表紙の顔は男前アイドル・正門良規さんだけど、下に司馬シリーズ「街道をゆく」と出ている。捲ったら青森「北のまほろば」再訪、日本海の海べりをコトコト走る五能線が登場している。秋田の能代から青森の五所川原へ。もう20年前、東京勤務のおり、乗りに行っている。東能代を出て、白神、千畳敷、鰺ヶ沢、木造など経て、マラソン福士さんの故郷・板柳のコテージに泊まった。
長期連載「街道をゆく」の41回目が青森編。その時の思い出、司馬さんに随行した朝日記者・村井重俊さんが書いている。村井さん著の文庫本「街道をついていく」を読んだとこだ。旭富士、舞の海、隆の里など青森のお相撲さんは京都の御所人形みたい、木造駅のモニュメント、目玉ギョロリの遮光器土偶は怖すぎる~と司馬さんの言葉を紹介している。休刊直前の週刊朝日、昔ながらのうどん屋さん、思い出の五能線…その出会いの重なりが嬉しい。
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