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2024年4月19日 (金)

阪神第8代監督、岸一郎って?

Img_0886 Img_0887_20240416073001 Img_0888 Img_0889_20240416073001 手元に一冊の本がある。「虎の血~阪神タイガース、謎の老人監督」。本の帯、その紹介が凄い。~プロ野球経験なしのジイさんが指揮官って、なんでやねん~。「とめたバットでツーベース」などのノンフィクション作家、村瀬秀信さんが調べ抜いて書いた本である。

 

 阪神第8代監督の岸一郎さん、ご存知だろうか。阪神の歴代監督、牛若丸こと吉田義男なら、熱血監督・星野仙一なら、もちろん、アレの岡田彰布なら~だけど、岸一郎って監督いたのかな?である。それが在籍わずか半年とはいえ、まちがいない。恰幅よく縦じまのユニホーム、甲子園で写っている。朝日新聞の書評紹介で知って、ファンとしては~で読んだ。

 

 北陸新幹線、金沢から延伸の福井・敦賀の出身。元監督の松木謙治郎、ヒゲ辻の辻佳紀捕手が敦賀で、阪神ファンが多い町なのに尋ね歩いて、町の人が首をひねる~と書き出す。戦前、早大の左腕、満鉄野球部のスター選手で、戦後、敦賀で農業暮らし。阪神電鉄・野田オーナーにタイガース改革の書簡を出し、1955年に60歳で監督就任だった。ライバル巨人に9連敗、チーム内不協和音…シーズン中、痔痛で辞任…。その本、全318頁は波乱に富んでいた。

 

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