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2024年4月 2日 (火)

ユキヤナギ群生

Img_0042_20240401082801 Img_0044_20240401082901 Img_0045 Img_0047_20240401082901 Img_0035_20240401082701 Img_0224 Img_0225 小さな、小さな5弁の白い花、細く低く枝垂れた枝に、どれほどつけているのだろう。近づいてみて、百や千どころでない。万以上はあって、とてもじゃないが、数え切れない。ザ・ホワイト。雪が降り積もったように白い。春、サクラの開花に合わせて咲くユキヤナギだ。

 

 植垣、公園…、いま、あちらこちらと見かけるが、群生なら鴨川の河原堤だ。その一番は出町柳の三角州。高野川の河合橋と並んで、まだ名前が加茂川の出町橋左岸だ。バラ科の落葉低木。高さは2㍍少しだが、ここでの長さは10㍍以上。橋を渡る前、上から眺め、いまが見ごろだ。その北側の上賀茂橋へ向かう堤も群れ咲きして、ユキヤナギ名所になっている。

 

 京都新聞社会面4コマ漫画の隣、この場所の群生がカラー写真で載った。見出しは「純白のクッション」。満開のサクラは毎年だが、ユキヤナギ掲載は珍しい。植物園は北山門入って、西側でも群生している=写真後ろ2枚=。背丈が1㍍ほどと低く、白い道を分け入るように歩くのが気持ちいい。ユキヤナギは関東以西、秋田、青森などは咲かない。雪国の東北では、雪との見分けがややこしく、遠慮しているからだろうか。その花言葉は「殊勝」。

 

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コメント

ウイキペディアやものの本によると、日本原種のユキヤナギの自生地はとても少なく、関東以西でしか見られないと~~
石川県では絶滅危惧種に指定、自生地の多くで絶滅が心配されているようです。
全国各地の街路や公園、庭などで見かけるユキヤナギは植栽されたもので、秋田のユキヤナギも植栽されたものでしょう。
かつて我が家でも植木市で購入したものが直径1mほどのかたまりになって見事な花を咲かせました。

投稿: s.hidaka | 2024年4月 4日 (木) 07時59分

 ユキヤナギ。見事な群生ですね。しっかり管理されている様が見て取れます。ところで「ユキヤナギは関東以西、秋田や青森では咲かない」、とありますが、それはないでしょう。耐寒性があり極めて強健、と物の本にもある通り当地でもあちこちの庭、日当たりのよい道端に白い花を咲かせます。今度開花したら写真を送りましょう。

投稿: 道-中 | 2024年4月 2日 (火) 08時25分

雪をかぶったような、こんなユキヤナギの群生見たことありません。
これも「名は体を表す」というのでしょうか。
昨年12月、洋洋さんに案内されて、この鴨川デルタ一帯を散策した折、紅葉したこの群生地に。
花の時期の様子をぜひ見たいと思っていましたところ、
どうだ!!と言わんばかりに咲き誇って登場。感謝、感謝です。目が覚めました。

投稿: s.hidaka | 2024年4月 2日 (火) 06時33分

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