ちょこっとバスで大中干拓地へ
どうちょこっとなのか、JR琵琶湖線能登川駅の西口から「ちょこっとバス」に乗った。琵琶湖岸、終点の大中行き。ちょこっとは、乗る距離か、料金か、バスの大きさか~、乗客が2人、ちょこっとだった。ちょこっとずつ停留所16カ所、料金はどこまでも200円。
八日市が中心の東近江市に合併するまでは神崎郡だった能登川町。農地化して60年余り、大中の湖干拓地を見たくて行った。琵琶湖の内湖は40余り、その中で一番大きかった大中の湖。ちょこっとバスの後部座席。農地、畑地になり、内湖がすっかりナイコ?になった町を車窓から見た。山路、乙女浜、福堂、粟見…初めての集落を知って、大中で降りた。
帰りは道路になった昔の堤防を歩いた。スマホマップで、駅まで1時間18分と出た。♪~知らない町を歩きたい、どこか遠くへ行きたい~♪。干拓記念碑、新田配水場、神社などあり、遠くに信長が天下布武の城を築いた安土山が見える。琵琶湖へ流れる川は大同川。モロコが釣れる。干拓で碁盤目になった農地…、首だげ出た青首大根、戦時中のような米テープのガラス、高齢化注意の飛び出し老人…。アイドントノット?能登川、ちょこっと知った。
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コメント
悲劇の名君・秀次の八幡山城址から見た西の湖が琵琶湖最大の内湖と聞いていました。その向こうに広がる干拓地は葦が広がる湿地を埋め立てて造ったものとばかり思っていました。
実際は最大の内湖・大中の湖を埋め立てて造成した干拓地だったとは~どでかい湖だったのでしょうね。
ほのぼのとした田園風景、碁盤の目のように区切った圃場整備事業。主産物は?農家の高齢化は?後継者は?
おばあちゃん二人+洋洋さんだけの小型バスの乗客。心打つ、いい写真です。
投稿: s.hidaka | 2024年4月11日 (木) 18時23分