「桜にメジロ」
早咲きの桜、ピンクの色濃く、花弁が筒状なので、カンピザクラだろうか。幹が細く、若い桜だけど、樹高3㍍ほど。その花咲く枝、風も吹いてないのにザワザワしている。立ち止まって、何かなと見て、小さな鳥たちだ。枝から枝へ、花から花へと、騒がしく動いている。
いつもの建仁寺境内通り抜け。法堂(はっとう)東側から釣り鐘堂当たりへ来て、はっと?した。彼岸入りの晴れた日、目立つサクラ木のそばへ寄ってだった。よく観察して、スズメより小さく、黄色く、目の回りが白い。メジロだ。沢山いれば、押すな、押すな~で目白押しだが、どうだろう。5,6羽はいる。デジカメ構え、ズームにした。メジロにまちがいない。
花札で、旧暦2月の絵柄は「梅にウグイス」。春呼ぶ谷渡りの、ホーホケキョだが、これは、「桜にメジロ」だ。ウグイスは警戒心が強く、姿はそうみせないようだが、メジロは甘いモノに目がない。民家の庭先にミカンの実を置くと、ヒョイと出て来るという。スイーツ鳥だ。早咲き桜の蜜も好物らしい。人目構わず「チュッチュッ、チュッチュッ」と騒がしく鳴いて、蜜がよほど甘いのか、花から花へよく動く。写真のピント合わせまで、甘くなった。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 野菜また野菜、京野菜(2025.04.28)
- 落語と美術の展覧会(2025.04.27)
コメント