「ピラカンサ」の赤い実
この成りようはどうだ。小さな粒々の赤い実がいっぱい。木が丸ごとレッドになっている。街道筋の民家庭、樹高は3㍍以上か、屋根を超えている。確認のため、グーグルレンズあてた。思っていたとおり、ピラカンサだ。それにしてもこれだけの赤い成りよう、そうはない。
冬場、歩いていると赤い実はよく目立つ。多いのはナンテン、洒落て、何点もある。難を転じて、縁起がいい。万両のマンリョウ、千両のセンリョウ。これも、正月にめでたい。クロガネモチは、苦労せずお金持ちの意味とか。まあ、赤い実の成る草木は庭木、鉢植えに好かれる。その一つ、ピラカンサ。南ヨーロッパ原産、明治初めに日本へ入ってきたという。
南欧生まれで、ピラカンサは、ギリシャ語。ピラは炎、カンサは刺。ピラの炎はわかるが、カンサを監査すると、葉にトゲがあり、とわかった。常緑のバラ科だ。夏には白い花が咲き、秋から冬へ赤い実が熟す。七条通り、高瀬川角にあったが、昨年の整備で切られて今はない。少し寂しかったが、自宅ある山科歩き、旧東海道の四ノ宮で新しく発見だった。しばし立ちどまって、全体見て、近づいて見て、その花言葉の一つは「美しさはあなたの魅力」だった。
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コメント
底冷えの冬の京都。それでも植物の色彩を目にできるとは、日々の歩きのご褒美ですね。植物園などではなく民家の庭先での出会い。素敵です。出来過ぎのブドウの大房のような…。当地は3日続きの風雪。これから除雪です。周囲に色が目立つ季節ははまだか。「雪中待春」です。
投稿: 道-中 | 2024年3月 3日 (日) 07時54分