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2024年3月15日 (金)

まだぶら下る姫リンゴ

Img_8244_20240312070201 Img_8250_20240312070901 Img_8247_20240312070301 Img_8248_20240312070301 Img_8251 Img_8252 Img_8254 もうお彼岸、春が近いのに、まだぶら下っている。葉っぱがすっかりなくなった枝先に一つ、二つ、三つ…、見上げて探すと十個はある。建仁寺境内、大和大路へ出る西門近くの姫リンゴ。大きさ2,3㌢、赤く成ったままだ。いつまで下がり続けるのか、それが気になる。

 

 姫リンゴが下がるのは、樹高5㍍、バラ科の落葉樹だ。お隣さんは、その2倍はある常緑樹の楠木。天井に双竜図が描かれた法堂前、そこにも姿形、格好いい楠木があり、前の庭石に腰掛けて、法堂の火頭窓と一緒に眺めて、ひと休みする、心頭滅却すれば火もまた涼し~には遥か遠いにしても、禅僧・栄西さん創建のお寺さん。なんとなく心のほどが落ち着く。

 

 そこを立ち上がって、10㍍ほど先に姫リンゴだ。五条坂でバスを降り、あの世とこの世の分かれ道、六道の道を生き抜けて、建仁寺の境内へ、一週間に一度は~である。姫リンゴは、新緑すんだころ、白い5弁の可愛い花を咲かせ、受粉の早かった花は夏、季節外れの青い実をつけていた。秋深まって、ここにも、そこにも~と青かった実が赤くなった。冬、葉が落ちて、丸裸になっても、幾つか、ぶら下がり。先のこと取材、誰に話を聞けば~である。

 

 

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