祇園名物、江戸焼きウナギ
こんがりと、ジュワッと、ええ色している。丼の蓋を開けて、見た途端につばが出そうになる。肝吸いからか、ウナギからか。丸ごと丼を覆う大きなウナギ。どこから箸を入れようかと思う。端?真ん中。う~んと思案して、ええとこはあとからや。まずは、端から少し~。
祇園名物となった「う桶や・う」。一力茶屋ある花見小路のもう一つ西、やはり石畳で、そこを南へ行って、おおかた建仁寺の北あたり。桶にウナギの暖簾が下がって、予約の席は2階。畳部屋、座布団に座って、ウナギ丼は特上の松。値段?そらあ、う、う、う~。そうは、来れないので、盆と正月、ウ巻き、うざくも。出て来たのは、背中開きの江戸焼き。
背びれ、尾びれは除いて、串に刺し、備長炭で白焼きにし、井戸水で洗い、蒸してから焼いて秘伝のタレ。そんなに手間?タレが知る。江戸焼きは腹切りいかんと、関西とちがって背開きという。まあ、講釈はええ、味はどや!と聞かれて、まあ柔らかい。それに、あっさりして、淡白。うまいかって、そりゃあ、愛知か、鹿児島か、宮崎か、浜松か~の高級ウナギ。箸置きデザインも「う」、団扇もウナギの「う」…みんなうもうて、長うて、う、う、うの~う?。
※ う桶で注文は3人前以上。 ※ やげんぼりグループ、四条・花遊小路の江戸川も系列。
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コメント
いや~美味そうですね。生つばが~~
値段もいい。祇園のど真ん中にあって。
こんな写真見ると、行きたくなるのが宮崎・西都原古墳群すぐ近くの「入船」。創業120年、
年間の来客数25万人。文字通り日本一繁盛している老舗。むろん味も最高。
宮崎を離れるにあたり、2度と来れない不安に襲われ、昨年末、この味、体にしみ込ませてきました。
投稿: s.hidaka | 2024年2月 7日 (水) 09時27分