見ごろのソシンロウバイ
国産のH3ロケット打ち上げ成功と京都新聞1面トップに載り、その同じ1面下で、府立植物園のソシンロウバイが見ごろと写真が出た。その翌日、見に出かけた。平日の月曜、雨模様。入園者はポツリ、ポツリ。まるで広い植物園、一人で独占したようで得した気になる。
場所は新聞には載っていないが、すぐわかった。梅林ではなく、北西側の四季彩の丘出て、盆栽展示すぎ、夾竹桃、子福桜の東側だ。そう行かない方には、場所探しは簡単ではなくても、年に何度も~のお得意さん。ああ、あそこか!とピンと来た。花弁の真ん中が紫色のロウバイとちがい、ソシンロウバイは芯まで黄色く、漢字で「素心蝋梅」。全体が真っ黄という。
60品種、150本植栽という梅林、紅白の梅が咲いているのを見て、ソシンロウバイの現場へ直行した。新聞の見出しは「春の息吹、黄色く甘く」。咲いている、咲いている。高さ3㍍余り、樹木全体が黄色い。犬やないけど、近づいてクンクン…。甘い香り、匂うような、匂わないような。記事には「黒くなった昨年の実と、新しい花が一緒に見られるのが特徴」と出ていたが、黒いのも見えて、なるほど、なるほどだ。植物園知識、一つまた増えた。
※ ロウバイは中国原産。日本には江戸時代から。ウメはバラ科、ロウバイはロウバイ科、全くちがう。ロウバイは花が透明で蝋燭のようなので、そういう。
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