糸から布へ「ファイバーアート」
一本一本の糸は繋がって、平面から立体になって、空間にも飛び出して、その意図は、アートだ!という。いつもの、気まぐれウオーク。平安神宮大鳥居、ガラス越しに見る京近美4階フロアでくつろぎ、その4階のコレクション展鑑賞は、糸から布の、あれこれである。
展示は「糸の構成」といい、「ファイバーアート」だという。作家が化粧し、その作品人物になる森村泰昌さん作品など見て、昨年から続く開館60周年記念展のひとつ「小林正和とその時代」に関連した展示。白いだけ、大きいだけのカーテンが下っている。色が重なりあった布地は、テキスタイルアートか。フワフワした塊りがボコボコと積みあがっているのもある。
「なんやろなあ」~よくわからない。どれも、糸を始まりとするアート作品という。1960年代、この領域では日本のパイオニア、故小林正和さんと、外国人作家を含むその時代の仲間の作品。「ファイバーアート」は、わかりやすく言えば、繊維の芸術。折り紙みたいなの、色ハンカチを継ぎ合わせた案山子のようなの、織機から無造作に糸を垂らしたの。風呂敷、房、ベッド…。どれもこれも、ユニークな作品をみて、平安の時代へ遡って、いとどをかしき??。
※ 小林正和とその時代展は3月10日まで。 ※ 小林正和(1944-2004)京都市立芸大卒。川島織物在職。
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