司馬遼が来た店、今は水谷豊
司馬遼太郎がかつて通い、今は「相棒」の水谷豊さんら人気俳優が京都に来たら入るお店だという。京都駅から北東へ5分、七条烏丸西の割烹「いいむら」。このあたりも歩きコース。いつも満席みたいなので、聞いてみると、昼は日替わりのワンメニュー、予約なしなのでどうぞ!というので入った。
庭木のある路地の奥、燈篭の前が入り口、白いのれんが掛かっている。ちょっとした奥座敷のような。七条通り側に本日の定食が書き込んである。ロースとんかつ、冷やっこ、香の物、お吸い物、ご飯。これで800円。夜の会席料理は特別だろうが、昼はリーズナブルである。カウンター席あり、テーブルの座敷あり、賑わっている。家族経営のよう。
とんかつ、柔らかい。お吸い物、ええ出汁…ご飯がすすむ。板場は息子の3代目に任せ、客席回りの2代目ご主人に話を聞いた。司馬さんは古いお客さんと言う。産経新聞京都支局の時の客らしい。長編連載「街道を行く」のどこかの号で、この店を書いていて、読んだお客さんからよく聞くので、その号がわかれば~と宿題をもらった。今は俳優の水谷豊さん。よく来てもらって~と、一緒のスマホ写真を見せ「ほれ、これ!」。よい相棒になっている。
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