ダンゴは石?何かな
あれはなんだろう。俳優・目玉の松ちゃんの胸像の向こう。塀ぎわに白いのが見える。ダンゴかな~と見に行って、やっぱりダンゴ。棒に刺した石づくり。先っぽに一つ、ちょっと離れて4つ。触って、ヨイショしたが、どっしり重い。梃子(てこ)でも動かぬようだ。
出町枡形商店街へ行くおり、通る葵公園の中だ。高野川の河合橋と加茂川の出町橋の間の三角州。よく整備され、ベンチもあって、一服どころだ。世界遺産、下鴨神社の参道入り口でもある。石の串ダンゴ、現代アートらしい。枯れ草、石囲い…ミニ庭園ふう。クヌギか、大木のわき。重文・旧三井家下鴨別邸の南側土塀の真ん前だが、周りになんの説明もない。
花見だんごなら串刺し3個だし、団子は五つある。何ダンゴだろう。わからぬ時は、スマホ検索だ。「京都のダンゴ」と入力したら、「みたらし団子」と出た。起源は鎌倉時代、下鴨神社の御手洗池からという。「御手洗」は「みたらし」と読む。後醍醐天皇がお参りしたおり、この池から縁起の良い泡がプツプツ5つ~など色々書かれていたが、アートの石ダンゴの場所は下鴨神社参道近くだ。さとう醤油、くず餡の「みたらし」発祥地、そのメモリアルアートのようだ。
※ 葵公園の景観美化、京都芸術大(元造形大)が協力。表示はないが、ダンゴアートも制作か。 ※ みたらし団子はかつて、下鴨神社葵祭りなどのおり、氏子がつくり、神前に~という。下鴨本通り側、老舗饅頭屋さんあり、今も昔ながらの香ばしく甘いみたらし販売している。ダンゴ五つは先が頭、後4つは身体らしい。
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