七曲がり、表札は「田原総一朗」
江戸時代から変わらない町並み、何度目の角を曲がったあたりだったか。格子と白壁、古そうな二階建て民家、何気なく玄関の表札をみたら~である。名前が「田原総一朗」。ひょっとして、あの「朝まで生テレビ」のコーディネーター、田原さんのお宅?~と勘が働いた。
JR琵琶湖線で彦根へ行ってだ。来秋、国体から名称が国スポと変わって、開閉会式、陸上競技がある新しい会場が彦根城近くに完成。そこを見て、その流れで足を伸ばして、伝統工芸、彦根仏壇のお店が並ぶ「七曲がり」の町へ。駅前の観光案内所でパンフをもらい、近江鉄道で2駅160円、彦根口で降りて、真っすぐ行って、角また角と曲がり、歩き続けた。
道路わき、2日前の雪が積み上げられている。町並みに人はいない。「七曲りは仏壇街」の立て札。江戸中期までは武具製造の塗師、指物師が転職した結果という。表札「田原総一朗」の町名は元岡町。田原さんは名門、彦根東高校から早稲田へ行って、ジャーナリストの道へ。今は東京でお住まいだろうが、ここが生家のようだ。へそ曲がりでない仏壇の七曲がり。田原さん、年に何度かお戻りか~と表札を見あげた。これも出会いの一つかな。
※ 田原総一朗(1934~)滋賀県彦根出身。ジャーナリスト、評論家、ニュースキャスター。著書多数。
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