景色をかえたイヌビワの黄葉
いつもよく歩くコースなのに、なんだ、なんだ、あれはナンダ?!。歩道角っこの植え込みから黄葉した低木が突き出ている。斜向かいを歩いて、よく目立っている。いつもと同じ景色でない。見惚れて、なんの黄葉だろうと、信号のない三差路、右と左と確認して渡った。
二条寺町東北かどだ。北へ歩くと京都御苑。両側は、お茶の一保堂、囲碁の本因坊跡、鯖寿司の末広、西国巡礼の革堂などがある。東側よし、西側よし、どちらも歩くとほっこりする。二条寺町商店街の縄張り。角地の植え込みは、生活文化博物館をめざす商店街の始まり。石碑に「通ひ路は 二条寺町 夕詠(ゆうながめ)」。井原西鶴がこの辺りで、詠んだ句だという。
京都市内歩くと、その昔がよくヒョイと出て来る。このあたりもそのようだ。絵入り読み物を販売する絵双紙屋が多かったらしく、夕涼みで歩く人々の様子を西鶴の才覚?で苦も無く句?にしたらしい。そんな説明板があった。師走半ば、寒い日だった。美しく黄葉した低木はナニと、グーグルレンズをかざした。イヌビワと出た。葉が細長くて、その中のホソイヌビワだという。一年に一度、景色まで変えた黄葉、いいな、いいな~となんども見た。
※ 歩きは12月17日、昼間の気温が5度、6度。
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