銀杏黄葉、フィナーレは西本願寺
これ、これ、この色だ。黄色から濃い褐色、目に染みこむ。西本願寺御影堂前、天然記念物の逆さ銀杏。秋から何度か行って、師走に入ってやっと染まり切った。太い幹、水平に斜めに張る枝ぶり。高さは6㍍、横へは24㍍。毎年、この銀杏を見なければ、年を越せない。
この秋、京都市内のあちこちで、銀杏の黄葉を見てきた。京大前の銀杏並木や、堀川今出川の中央分離帯や京都御苑やだが、フィナーレは西本願寺だ。秋の始まり、銀杏回りに白と赤の彼岸花が咲き、晩秋とともに、緑色の葉が赤くなり、黄色くなり、それが濃くなる。毎年毎年見ていて、今年は浄土真宗のお寺さんは、親鸞生誕850年、立教開宗800年だ。
西本願寺の逆さ銀杏も、それを記念して輝いているようにも見える。親鸞さん生まれて、450年後に育ち始めて、樹齢は400年という。東京、中四国、九州からの知人を迎え、12月12日12時から懇親会を開く。翌日は、御影堂、唐門など世界遺産・西本願寺の観光も計画している。この銀杏の黄葉、何とか見せたい。間もなく葉は散り切り、浄土へいく。今のまま、あと4、5日、持たしたい。ナムアミダブツ、ナムアミダブツ…。
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