赤紫の葉は「ベニバスモモ」
あの赤紫色の葉がいっぱいの樹木は?~と近づいた。幹に掛かっている樹名札を見ると「ベニバスモモ」という。紫蘇のよう、紅葉しているのだろうか。バラ科で、スモモも成り、別名で「アカバザクラ」(赤葉桜)ともいうらしい。冬の空にどこか神々しい。
これだけ行っているのに初めてだ。開園100周年ロゴも決まり、正門にはカウントダウンの花文字が出た京都府立植物園。「ベニバスモモ」は、北山門入って東側、時計塔と隣り合っていた。樹高10㍍はある。今さらながら「はじめまして」である。冬枯れと言っても、なんのなんの~、ベニバスモモしかり、今しかという草木との出あいが多い。
葉が落ちたメタセコイヤ、黄色と緑色が裏返しの葉はカエデ、樹木回りをレンガ色に染めたヌマスギ、フウの落葉。目立つ色もある。赤い実の鈴なりは、ウメモドキか。冬陽に透けるカミヤツデ、雲南ロウバイの思わぬ黄葉。赤いサンゴミズキ、いつも同じ時間のトケイソウ、ピンクのサザンカ、いい色だ。枝から落ちる最後の1枚は?無情さ思うソメイヨシノの枯れ葉、ここはどこ?南国か?裸婦像とヤタイヤシ…、冬なればこそ~と勢揃いしていた。
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コメント
師走の府立植物園情報を懐かしく、思い出深く、写真満載が余計に胸を打ちます。”冬の植物園なんて行ったってしょうがないやろ”とよく言われましたが、どうしてどうして冬は冬なりの見方があるんですね。昨年一年間の植物園通いは28回でした。
投稿: PEN太GON | 2023年12月24日 (日) 09時24分