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2023年12月 5日 (火)

大津の「れきはく」、見どころ多し

Img_8446_20231202073301 Img_8457 Img_8458 Img_8460 Img_8444_20231202072601 Img_8447 Img_8450 Img_8453 Img_8451 Img_8434 「れきはく」こと、大津市歴史博物館は、城を模した石垣の上に建つ。開館から33年になる。石垣の階段は60段余、ヨイショと上ると、琵琶湖が見える。対岸は近江富士。石垣は安土城と同じ穴太積み。景観は春に桜、秋に紅葉。「れきはく」は展覧会プラスの見所が多い。

 

 その行き方、電車なら京阪石坂線で大津市役所前から、車なら三井寺側からだが、警察学校経由の歩きがいい。見所、その一つ。石垣の石に「石」の刻み文字。「とよ」さんと市民に親しまれた開館当時の大津市長、山田豊三郎の筆跡。石垣を積んだのは、粟田万喜三さん。穴太積み13代目、大津市無形文化財保持者。大小の…石に耳を傾けて積み上げた~という。

 

 見所はさらに続いて、石垣回りの野外展示。牛車の車輪幅に合わせた2列の車石。逢坂山経て京へ3里、12㌔。その費用は1万両と。大津バイパス建設調査で発見は、オンドル遺跡。渡来人家屋の暖房ではと。銅像は、西武創始者、滋賀県出身の堤康次郎氏だ。大津市の初代名誉市民という。どうしてか、米軍キャンプ地返還などに貢献という。解説が付き、わかりやすい。「れきはく」は石の上にも3年?いや33年。次回企画展は「源氏物語と大津」。これも見所多そう!。

 

 

 

 

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