ハナノキの紅葉
まあ、バス待ちの帰り、毎日のように見ている。その紅葉ぶり、西陽があたっているとまるで燃えるよう。JR、京阪、地下鉄がある山科駅前、タクシーとバス乗り場があるロータリー広場。カエデ科のハナノキ。漢字にして「花の木」。いま、その紅葉ぶりが素晴らしい。
京都ではあまり見かけない。調べると、長野、岐阜、愛知の木曽川流域に自生する日本の固有種という。滋賀県の東近江市では、移植で天然記念物になっている木もあるそうだ。ここ山科ロータリー回りには、なん本か。2020年の駅前開発のおり、どこかからか移植されたようだ。樹高は15㍍ほどだろうか。近づくと、「ハナノキ、カエデ科カエデ属」の木札が掛かっている。
11月に入り、新聞に紅葉情報が出始めたが、夏日が相次ぐ異常さ。清水寺、永観堂など京都の名所どころもカエデの色づきは、まだ先のようだが、ここのハナノキは、いつもどおり染まっている。どうして、ハナノキなのか。これも、ウイキペディアで調べると、春に葉が出る前に枝先に赤い花をつけ、遠くからも木全体が赤く見えるので「ハナノキ」と名前がついたという。歩き帰り、バス乗り前に見る一足早い紅葉、昨日はこうよ!今日はこうよ!。
※ ハナノキ自生の個体は減って、絶滅危惧2種指定になっているが、春に風変わりな花、秋に紅葉も美しく、移植で全国の街路や公園に植栽が増えている。
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