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2023年11月 4日 (土)

北斎、宗達ら複製作品で里帰り

Img_6012 Img_6016 Img_6029_20231101082401 Img_6036 Img_6041_20231101082701 Img_6054Img_6047Img_6059_20231101083001Img_6065 Img_6084_20231101083901Img_6094_20231101084101 Img_6013 お帰り!、北斎さん、宗達さん、光琳さん…。米国ワシントンのスミソニアン国立アジア美術館でしか見られない鶴に蟹に龍、それに富士に松島などの作品。ホンモノそっくりの高精細複製で戻ってきた。いつも境内を通り抜ける建仁寺の本坊で特別展示というので行った。

 

 特別展ふくめて拝観料はいつも通り600円。靴脱いで上がって、開山・栄西さんの筆は「大哉心乎」。(大いなる哉、心や)。安く、写真OK…心が広い。特別展示は里帰り19点。お寺に常設の高精細複製の仲間、宗達の国宝・風神雷神などと一緒に見せる。方丈、砂紋描く庭、大小の書院、潮音庭、〇△▢の庭、法堂へ移って、天井の双竜図も拝観できる。鑑賞、外国人が多い。

 

 琳派の祖、俵屋宗達は扇面図と松島図屏風。立体的な松島、波がうねっている。白梅紅梅、燕子花で名高い尾形光琳は、群鶴図屏風。ぜんぶで鶴19羽。ひょいひょいとリズミカルに歩いている。浮世絵の葛飾北斎は、こんなにも~と思うほどの肉筆画の数々。蟹尽し図の蟹さん、大きいの小さいの百匹を超える。遊女図、富嶽図、雷神図など肉筆画がなんと13点も。ポスターは池田孤邨の紅葉に流水・山景図屏風。スミソニアン作品鑑賞、簡単にすみそうにない?。

 

 ※ 米国初の国立美術館100周年記念特別展「スミソニアン国立アジア美術館の名宝―高精細複製品による里帰り」として開催、3日で終了した。 ※ 作品収集の米国人・フリーアさんが、外への持ち出しを禁止と遺言して寄贈、キャノン技術による高精細複製都市複製で里帰りになった。

 

 

 

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