「みかたの多い美術館展」
作品をどう「み・た・か」ではない。作品の「み・か・た」だという。「た」と「か」の位置を変えて、展示の作品をみて、さわる、はなす、きく、かんがえる、なやむ、そして…自分でもつくる。滋賀県立美術館が企画した「”みかた”の多い美術館展」には、”てき”はいない?。
企画のテーマは、展覧会は「見る」だけじゃない。心と身体、ぜんぶ使って楽しまなければ~という。知人が~美術館が本気になって企画の展覧会、すばらしい~と絶賛していたので、行って見た。JR瀬田駅前からのバス、公園入口に看板。まだ見ていないのに「みたか」。いや、違った、「みかた」。美術館までの道筋、プラタナスの紅葉は、こうよ!と美しい。
会場入ってすぐ、黄色い像。その問いかけ、像を見るのか、像に見られているのか、「みかた」のひとつという。蓮と少女。その少女は工藤静香みたい。その「みかた」も楽しい。抽象画・星の詩は「水が飛び散っている」。なるほど、そう見るのもいい。立体彫刻のコアラ。今度は作者が言う。コアラないように触ってね。カエルには、やさしくさわってケロ。館所蔵の作品70点、その「み・か・た」いろいろ。どこにも「て・き」は、みかけなかった?。
※ 展覧会は11月19日で終了。
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