ピンクの草原
イネのような穂がピンク、ピンクしている。高さにして1㍍、ずっ~と広がっている。なんという草花だろう。歩いて表示札をみると「ミューレンベルギア・カピラリス」という。さらにQRコード。アメリカ原産、イネ科、秋に柔らかい穂を立ち上げる~と出た。
大阪市立の長居植物園。一面をおおうピンクの穂、ホオっと、その鮮やかさに惹きつけられた。いつか行きたいと思っていたこの植物園。恐竜展会場の自然史博物館と隣りあい、恐竜展の半券で入園できるという。恐竜さまさま、ウオッ、ワオッと入った。京都の府立植物園と同じように時計と反対回りにだいぶ歩き、50㍍四方に渡って、まるで「ピンクの草原」だった。
初めての植物園、園面積の20%の「大池」。大きいから「大池」と命名。わかりやすい。園は広く、面積は24.2ha。来年開園50年という。ちょうど京都府立100年の半分。ツバキ、アジサイ、ボタンなど11の花園。サルスベリ広場から大池沿いで「カプラリス」。日本の牧野富太郎のような植物学者が米国にいて、命名はその学者に由来する。ピンク色になるのは、秋の始まり、短い間という。ピンク草原は今だけ。それぞれの植物園、それぞれの草花に旬がある。
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