居酒屋の秋、土瓶蒸し
秋、土瓶蒸しがいいねえ。具、もちろんマッタケ。ふわ~んと香り漂って、知る人ぞ知る、その汁。土瓶の蓋に乗ったお猪口、まず、いっぱい。ああ、ええ出汁や。温まって、お腹にしみて…、もういっぱい。次はスダチ絞って、さらにいっぱい。秋の始まりは土瓶蒸し!。
だれが、頼んだか、居酒屋へ入って、これ。京都大丸北側、伊藤若冲生家の青物屋さんがあった錦の高倉上ル、楽座ハレルヤ。まだ暑い9月はじめ、知人4人で行って、メニュー掲載の土瓶蒸し見つけ、注文二つ。マツタケに加え、夏の名残りのハモ入り、税込み1320円。汁を飲む猪口、二つ追加、土瓶挟んで、2人ずつが差し向かいで、まあ、いっぱい、乾杯!。
気になるマッタケ。そりゃあ、この値段なら、米国産か、韓国産ちがいない。地元の丹波マッタケは高値の花。それも収穫は9月末、まだ早い。あの香り、歯ごたえ…その記憶が遠い。どこの国でも、まあ、マッタケはマッタケ。そう思う気持ちが大事。汁、一口二口と飲んだら、土瓶蓋とって、覗いて、ちょっとマツタケ。あるある。これまた、分け合って、骨切りのハモに銀杏へ。夏から秋へ、涼呼ぶ季節の移ろい。食欲の秋、始まりは土瓶蒸し~。
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