「元カレが好きだったバターチキンカレー」
そのメニュー、店前を歩き通るたびに気になって、気になって…。「元カレが好きだったバターチキンカレー」。メニューに前書きというか、断りがついている。どんな元カレだったのか、そのカレーはどんなバター味なのか。三日に一度は通り歩き、ついに!だった。
建仁寺境内から西門を出て、大和大路通りの団栗の角、天狼院書店。畳部屋、坪庭、2階に天井など町家を活かした本屋さん。そのメニューは、表通りの格子塀に出ている。本屋さんは食堂を兼ねて、近くの宮川町の芸舞妓さんも入ってくる。もう一点のメニュー、「田中家のやりすぎ豚汁、お握り付き」も気にはなるが、今は元カレ~880円に絞って2階へ~。
人生を変える本屋という天狼院書店、開店から10年。店内でイベント、本持って散策など、新しい書店を目指す。店は東京、福岡、京都。時おり歩きで入り、本見て、コーヒー飲むが、元カレのメニューが登場しては初めて。書店員を兼ねる女性が、元カレを運んで階段を上がって来た。チキンの塊がごろり、玉葱入り、多めのバター味…。書店スタッフの元カレが好きだった味そのままに~という。その元カレ、今は何をしているのか、それもまた気になる
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