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2023年8月 6日 (日)

憧れ、クマゼミ発見!

Img_9670_20230803064901 Img_9663 Img_9665 Img_9667_20230803064501 Img_9671_20230803064901 Img_9673_20230803064901 公園ベンチに座っていて、5、6㍍先の樹木に蝉か来た。何ゼミだろう。河合ゼミ、進研ゼミ…、そのゼミではなく、アブラゼミか、ミンミンゼミか、クマゼミか。読みかけの司馬遼「街道を行く」を閉じて、童心に戻った。網なく、鳥もちなく、手ぶらでそっと近づいた。

 

 JR駅前に近い山科公園。毎年の12月14日、内蔵助を先頭に毘沙門堂を出た義士一行が、大石神社へ向かう道中、最初に休憩する。夏の朝は、ご近所の皆さんを呼ぶ「公園体操」の幕があがる。公園の昼過ぎ。樹木の木陰が多く、猛暑の一服によい。ケヤキにとまった蝉、鳴かない。メスだろうか。幹から高さ2㍍ほど、抜き足差し足、静かに、静かに~真ん前だ。

 

 あっ、翅が透きとおっている。大きい。ジイジイ、ジイジイ~と、爺さん鳴きのアブラではない。シャンシャンシャン~と格好よく、しゃんと鳴くクマや。遠い記憶がよみがえる。虫捕り網で出かけ、アブラばかりで、翅に緑の線が入ったクマゼミは滅多に~だった。蝉で一番大きく、蝉の王さま。最近はクマの方が増えているというけど、憧れのクマさんや。目の前、口からストロー出して、夢中で樹液を吸っている。メチャ暑くて、命は短くても、しっかり生きや。

 

 ※ 地球温暖化、地中の幼虫の孵りが早くて、7、8月はアブラ2に対しクマ8の割合でクマゼミが多いという。幼虫は土の中で4年から5年、成虫になって1週間から1か月生きる。

 

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コメント

我が家では先ほどからクマゼミが大合唱を始めています。
木々が多いせいか、毎年、梅雨明けを知らせるように頭の上で、もう、うるさいほど、ワシ、ワシ、ワシ、ワシ~~~~
1匹、2匹、3匹~~~10~20匹ものクマさんが幹や枝に。
下から眺めていると、ギャ、ギャーと泣き叫びながら、近くの木に移動。この時、おしっこ?をしゃ~。顔に浴びせられる、おおまけつきも~~
緑豊かな京都ーもっとクマゼミとの遭遇が多いのでは?と思っていました。

投稿: s.hidaka | 2023年8月 6日 (日) 06時46分

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