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2023年7月 6日 (木)

作品は「サアサア、仕上げに入るよ…」

Img_7285 Img_7286 Img_7295 Img_7288_20230703075801 Img_7291 Img_7292 Img_7293 Img_7294 Img_7267_20230703075701 Img_7270 これはいったい、どういう作品なんだろう。美術作品にしては、なんとも、けったいで面白い。まじめなのか、どうなのか…微笑ましくって、つい、見入ってしまう。作品タイトルを見ると「サアサア、仕上げに入るよ…。完成に向けてがんばろう」。また、笑ってしまう。

 

 美術展は案内があると、歩き兼ねてまあ、行く。京都市京セラ美術館で開催のGe展。その意味、国際美術館長だった美術史家、故木村重信さんが書いている。ゲー、Geはギリシャ神話の女神で、あらゆることの始まり。みんなが初心に戻って作品を出そう~と1975年からの展覧会という。初心忘れずで、今回も関西現代美術作家33人が作品を出しあっていた。

 

 会場は無料で北回廊2階。入り口から時計回りで進んで、知人の奥田輝芳さん作品見て、最後に「サアサア~」だった。作家は橋本哲史さん。存じ上げてないが、名前で調べると寺町の画廊で「それじゃ、やってみようかという気持ち展」開催がある。「サアサア~」は、奈良興福寺北円堂の仏さん2体を日本画で描き、その前に組んだ足場で様々な人形たち。絵を描く、ブランコに乗る、考え込む、掃除する…。ゲの女神、ゲゲゲのゲと作品を見守っている。

 

 ※ Ge展が7月2日で終了。

 

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