医院の玄関にヒマワリ
茎が真っすぐ伸びて、大輪のヒマワリが花開いている。自宅から歩いて10分、かかりつけ医院の玄関口、夏来たる~、粋な植栽である。鉢は四つ、離れて一つ。花は直径30㌢、背丈2㍍、全く同じに揃って、顔だけは、それぞれ、あっちむいてホイ!、ちょっと変である。
ヒマワリは太陽に向かって、同じ方向を向く。玄関口が日かげだからか、花同士の気が合わないからか。近づいて、前からよ~く見て、少し背伸びして、観察した。葉の出た茎にそって、添え木の棒が一本。花はタネがおかしい。堅そう。添え木の棒が花の先端からネジのよう出ている。花弁は黄色くフワフワしているが、やっぱり、これはどこか変わっている。
京都新聞に2週間に一度の植物園つうしん、ヒマワリが載った。野生種は北米に分布のキク科一年草。日本には文献で寛文6年(1666)に伝わっている。形態は様ざま、植物園ではいま、20品種が見ごろと。かかりつけ医のヒマワリ、診察帰りに受付で確認すると、ホンモノそっくりに近ごろ増加の造花だという。人工観葉植物、英語でフェイクグリーン。その花言葉は「偽りの愛」とも「いつまでも変わらぬ愛」とも。医院にあって、いいんだ?。
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