小噺その1、その2、その3
阪急百貨店うめだ本店前の長いコンコース。高い天井に樹木の根が左右に広がっている。自然、森を意味するオブジェ。通りがかった親子の会話。子どもが天井を指さして「ねえ、ねえ。あれ、ナニ?」と聞く。お母さん「ああ、あれねえ。根え」。これ、小噺その1。
大阪梅田へは河原町から阪急で行く。梅田駅の乗降客は一日50万人という。3階改札ホーム出て、地上へエスカレーター。動く歩道をやはり歩いて、地下街へ。そのコンコースは長い。デパートの大きなウインドウは幾つも。その飾りつけは、もう名物アートで、人気がある。いまは「森―生命の還元」がテーマ。ウインドウは糸を巻き付けた風船を見せる。
最初のウインドウに作者の名前と、糸巻き風船の意図が出ている。糸で意図とは、いとおかし。これ、小噺その2。コンコース天井の巨大な根で、生命の根源を示し、ウインドウの糸巻き風船で、海の中を見せ、太古からの自然の循環を考えさしている。一つまた一つとウインドウ見て回ると、珊瑚や、亀さんや、泡や!と見る。ここで、小噺その3。珊瑚で産後はタンゴ、海亀で戻れば浦島太郎、泡やはアワワ、歌えばブルースの女王、淡谷のり子??。
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