高級鮨店の「おまかせコース」
なにせ、初めてのこと、ちょっとドキドキする。高級なすし屋さんの「ランチお任せコース」。税込みで値段は4ケタにはねる。大将の包丁さばきはどうか。どのタイミングで、どんなネタがどう出るか。兎に角、お任せである。ドキドキに加え、ハラハラもし、ワクワクもする。
東京赤坂で、その名の通った「鮨まつもと」が京都駅前に出て来た。祇園にも同じ名前の、高級店があるが、まったく違うらしい。この「鮨まつもと」は東京に多く、博多、神戸、難波、名古屋にも出店して、この4月から京都という。七条烏丸北東かど、ビルの2階で、階下は居酒屋へそと牛丼のすき家。その西に東本願寺、ヨドバシ…。うわさ聞き予約、昼に行った。
ヒノキのカウンターはかぎ型、木の香が匂う。大将まだ若い。銀座久兵衛などで修行して10年、静岡出身、京都はあこがれ~と話す。つつじ入り前菜、造りは房総の鯵、握りは宮城気仙沼のトロ、明石の鯛、茶わん蒸し、赤出汁が出て、鯖や、鰻や、玉、〆に巻。その圧巻は、北海道の毛蟹と馬糞ウニと白いソース混ぜての一品。出てきたの、みんな写真に撮って、うまい、うまいと食べて、まだか、まだかの穴子。それは夜コース、お任せ致し方なし。
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