野外彫刻、その作品解釈
決してツーとは吠えない柴犬がいる。ワン。座ってない裸体像。立つ。大理石の白い像。写真、トルソ~。抱かれたラビット。いつ飛び出すのか、うさぴょん。どこをどう吹いているのか、風の姿という。座椅子で、ぐっすり寝ていているのに、うたたねをする女…。
堂本印象美術館、その庭園を利用した野外彫刻展である。庭園は緑の樹木多い。小さな丘陵地のなか、印象さんデザインした椅子があり、一番上にアトリエもある。京都彫刻家協会に所属する作家さんが作品を出す。いつも春から初夏にかけて、堂本印象美術館の企画展と会期を合わせて開催している。今回は日本画家・堂本元次さん生誕100年展と一緒だった。
中国蘇州に魅せられた堂本元次さんの作品を見て、野外彫刻展へ行った。今年で6回目、いつもと大体おなじ作家さん24人の作品。竜安寺へのきぬかけの道、衣笠山のふもと、立命館大学キャンパス、バス停前である。庭園は緑々して、歩くに心地よい。テナガザル夫婦はシロマティ、クロマティ2という。なぜ2か、再婚だろうか。考え込む女性像の題名、あれから7年。その7年前に、何があったのか。作品の見て歩き、その自由な解釈が楽しい。
※ 堂本元次展、野外彫刻展は5月31日で終了。
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