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2023年6月16日 (金)

名物「皿盛」とは~

Img_6279_20230613065201 Img_6258_20230613065401 Img_6269_20230613065201 Img_6272_20230613065301 Img_6259 Img_6262 Img_6278_20230613065301 平清盛でも敦盛でもなく、ご飯の大盛でもなく、その名を「皿盛」という。どんなんかとう言うと、古くはない皿にご飯、その上にどろッとした餡かけのカレーのルー、さらに上にぺちゃとした薄いポークカツが乗っている。「カツカレー」と思えば、そうちがいはない。

 

 この「皿盛」、今もって、人気がある。お店は100年、店主は4代目の大衆食堂「篠田屋」さん。京阪電車と京都市地下鉄東西線の三条京阪駅の真上にある。屋根瓦の2階建て民家1階。向かい側は京都御所に向かって土下座する寛永の3奇人、高山彦九郎像、お隣さんは浄土宗だん王林寺。旧東海道のゴール、三条大橋まであと200㍍の「篠田屋」さん。

 

 店前に年輪刻む白い提灯。「皿盛」ともう一つ、やはり人気の「中華そば」と記してある。午前11時の開店と同時に客が次々、すぐ埋まる。タイル敷き、相席テーブルの店内、「ザ・昭和」と言われて、それもだいぶなる。名物「皿盛」は、地下鉄工事作業の常連さんが、いつもカレーうどんとご飯なので、一度まるごと皿にかけて~と言ったことから始まりだそうだ。うどん抜き、うまさが進化して、今さら「皿盛」とは~と説明不要の名物メニューになっている。

 

 

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