「丸福楼」は任天堂の始まり
〇に福と染めたエンジ旗が2本、古代獣のような置物が一つ、いつも開いている玄関にある。ちょっと覗くと、奥にツルの像だろうか、モニュメントがある。フロアはアールデコふう、タイル張り。受付はどこなのか、まあ従業員の姿は見たことがない。ここ、高級な五つ星ホテルという。
その名は「丸福楼」。かるた、トランプで始まり、スーパーマリオのニンテンドー、いまや世界の任天堂、その創業地に出来たホテルである。一泊10万円、サステイナブル・インクルーシブ、有名料理人のレストラン、任天堂関連図書あるライブラリー、設計・改修はあの安藤忠雄氏。昨春、メディアが多く取り上げ、ずいぶん話題になって開業から1年を超えた。
秀吉祀る東山・豊国神社から西へ、鴨川と高瀬川の間、狭い正面通り。場所は、かつての歓楽街、五条楽園、今は解散したそのみちの方の事務所にも近い。京都駅から車なら5,6分で行けるが、「ポツンと高級ホテル」という感じだ。ホテルが出来る前から歩いている。ここが世界一の始まり~と、周辺を回ったり、玄関前で佇んだり…。「丸福」は山内家任天堂、創業時のトレンドマークという。宿泊者ほか室内入りはご法度。歩き通るだけ。五つ星の室内、マリオはどうかなあ。
※ 既存棟、新棟など「丸福楼」、ホームページに詳しい。「任天堂」ホームページの会社沿革にも、明治22年、山内房次郎氏創業、この地のことが出ている。
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