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2023年6月 5日 (月)

ドクダミ

Img_5563_20230602075601 Img_5567 Img_5568 Img_5575 Img_5572 Img_5574_20230602075501 Img_5577 Img_5579 いつ、だれが名付けたのか、ドクダミ。梅雨入りのいま、湿地や日かげを好んで、至るところに群れている。いやなにおいがする。でも、でも…、民間の薬草。腫れ物によく、高血圧にもお腹の具合にもよく、効用のほどが多く、俗称で「十薬」という。ご存知だろうか。

 

 いま、朝ドラ効果で、その名前のグレードがより高くなった植物博士・牧野富太郎さんは「雑草という草はない」という。日々の歩き、脇道でよく見かけるドクダミも、雑草じゃない。これは、ドクダミ属ドクダミ科、一属一科の多年草。屈みこんでよく眺めると、葉はスペードの形をして紫色、花穂がシュッと伸び、白い苞が4枚ヒラヒラして、それは可愛い。

 

 名前がネ?、臭いがネ?と言われるけど、それもこれも薬用あって。名前の由来は、茎、根にクスリの毒を溜めての~「ドクダメ」が訛って、ドクダミ。草丈は地上に10㌢ほどだが、根っこは強く、縦横無尽に地中を広がる。歩いて、タンポポ、レンゲなどに比べ、見過ごすこと多いが、この間、知恩院山門から岡崎の府立図書館へ行く道筋、青蓮院の土塀前。クスノキの大木が目立つ斜面に見事なほどに群れていた。そのドクダミの発見、トクダネ??。

 

 

 

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