初夏の植物園
初夏は、やっぱり、植物園だ。梅雨どきのアジサイがいい。ハスは朝早くがいい。晴れ間はハイビスカスだ。真っ赤がいい。バラ、まだ咲いている。春咲きの名残りだ。鉢植えのキキョウ、紫がいい。赤ちゃんの手、青のイロハモミジが可愛い。緑の葉、雨に濡れて艶っぽい。
ひと月に一度の植物園、梅雨の晴れ間に行った。北山門の前、出迎えはヤマボウシ(山法師)。白い花を樹木いっぱいに咲かせ、初夏を代表している。入ってすぐ、ワイルドガーデン。花々、赤だ、黄色だ、白だ。目が染まる。大きく開き、雄しべをにゅっと突き出すユリの花。白いのはカサブランカ。沢田研二は帽子を斜めに深く、格好よくダンディに歌う。
高いメタセコイヤから梅林へ。陽の射し込みが柔らかい。目が癒される。丸い葉はエゴノキ。隣はぺったんこ?モチノキ。四季彩の丘、今は優雅なハス。観音サマ、お釈迦さま。植物園会館前の大樹。開き切ったタイサンボクの花が重そう。キョウチクトウは満開、白さが目立つ。釣り鐘のようなクレマチス、らせん状にネジバナ、小鉢に背の低いヒマワリ。その名は小夏、グッドスマイル…、初夏の植物園、しょうか、しょうか~と初夏の花が咲く。
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コメント
月一度の植物園。花と出会うと健脚さん、足だけではなく気持ちも弾むようで…。テンポ良い筆運び、花の特徴を的確に捉えたアングル。洒落も調子が良いようで。こちらはアジサイが盛りです。
投稿: 道-中 | 2023年6月26日 (月) 06時43分