東大シンボルの赤門へ
門と言えば、何が思い浮かぶか。パリの凱旋門。寺で山門、三門、唐門、神社で追手門…。小説は芥川龍之介の羅生門。奈良なら、なんだい?、それは難題と考え、東大寺の国宝・南大門。大阪は市場で黒門。<こうもん>を漢字で、学校の校門、水戸の黄門、お尻の肛門…。
まあ、悶々とするほどある。雨降る日、東京へ行って、東大の赤門。メトロ南北線の東大前駅改札口で知人夫妻と待ち合わせの約束。それならと早めに行って、赤門を見に行った。地下改札を出て本郷通り。雨が激しさを増す。宮沢賢治雨にも負けず、来たからにはで、傘を深く、足元見つめ一歩一歩。東大エリア、赤レンガ塀が長い。最初、農学部の門へきた。
正面に格好いい大きなクスノキ「農正門」。次が本郷キャンパスの正門。左右対称、花崗岩は建築家伊東忠太設計という。門を入れば、東大紛争の安田講堂、漱石の三四郎池。案内板だけで、さらに歩いて、お目当ての赤門。朱塗り、加賀藩が徳川家の姫を迎え入れ、屋敷に造った歴史の門。加賀藩邸が丸ごと東大敷地になり、門は重文に指定、遺跡保存という。東大のシンボル、難関の象徴か、ピタリと門は閉ざされていた。入試、その問題が問題?。
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コメント
そうですか。東京へ行かれましたか!!! 赤門と黒門との違いを御存じですか? 8日(月)まで京都髙島屋7F「グランドホール」で『御即位5年・御成婚30年記念特別展 天皇皇后料陛下の歩み(無料)』を開催中です。 私は7日(日)午後に行きます。「鍵善美術館_河井寛次郎展」の後に。寛次郎の民芸活動を応援した髙島屋の初代宣伝部長・専務の川勝氏の一族で元髙島屋田中社長の甥と行きます。
投稿: 安田金久 | 2023年5月 4日 (木) 09時51分