センダンの花はムラサキ
小さな薄紫の花が大きな木いっぱいについている。ヒマラヤ産のセンダン。栴檀は双葉より芳し~は、香木のビャクダンで、同じ名前でも種類がちがう。向こうはビャクダン属、こちらはセンダン属。初夏から6月にかけて、木をまるごと紫色に染めて、ゾクゾクさす。
花、日々の1万歩ウオークで見た。建仁寺境内抜け、鴨川の団栗橋へ出て、北へ行って御池大橋と二条大橋の間である。樹高にして10㍍もの大木は、御池大橋北に6本、二条大橋は南に1本。秋には小さな実をいっぱいつけるので、何年も前に見たおり、何の木だろうだったが、調べてセンダンの木と知った。バニラのような香り。虫刺され、薬効にいいという。
ここ、鴨川にセンダンの木とは、そのとき以来、知ってはいたが、花を見るのは初めてだった。落葉高木は、秋に実、冬に枯れて、春に葉を出し、初夏に花である。1㌢ほどの花は5弁。よ~く見ると、表は白く、裏はムラサキ色。幾つも幾つも円錐状に伸びている。花の色が表と裏でちがうので、花言葉は「意見の相違」というそうだ。それにしても、よくもまあ、これほど~と思うほど、見事に花また花である。~センダンはムカシより美し!~。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「たこ焼きうどん」登場(2025.04.24)
- JR京都駅壁面にJRさんの写真(2025.04.23)
- 八百屋さんの書き込みが面白い!(2025.04.22)
コメント