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2023年5月

2023年5月31日 (水)

出歩きの草花、こんにちは!

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 濃いピンク、花まわりのギザギサ、小さいけど可愛い。好きなナデシコかな。仲間だけど、正式には茎が竹のようなのでセキチク。そうか、そうなのかとデジカメ撮りして、初めまして。中国原産、日本では平安時代から、初夏の今ごろ咲くという。垣根にツル伸びて、紫の大きな花はクレマチス。朝顔より大きく、毎日咲き変わる。こちらお馴染み、いつもどうも。

 

 今年もアジサイ咲いて、こんにちは。梅雨入り七変化、ご苦労さんです。ほんのりした色づき始め、それはそれで、いいですたい。一輪だけのカザニア。鉢植えの仲間外れかな。黄色い花はオオキンケイギク。繁殖激しい外来種、よう見かける。蜜を求めるアゲハが花から花へ。写真撮り、そのまま、そのまま。小さな白い花にもアブさんが蜜吸い。純白のレースのような花。お名前は、オルレア・ホワイトレース。お初にお目にかかって、こんごともよろしく。

 

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2023年5月30日 (火)

石本正回顧展、舞妓また舞妓

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 日本画家石本正さん、生誕100年回顧展。京都市京セラ美術館であって、会期初めと後半、二度行った。主催は朝日新聞と京都新聞と京都市。サクラ咲く4月に始まり、GW超えて5月末まで、1カ月半もの会期。京都市内の自治会掲示板、新聞2紙の特集と全頁広告など、どれほど案内が出たか。暖簾分け出る祇園の舞妓さんポスター、今も目に焼き付いている。

 

 島根県浜田から来て、京都市立芸大で日本画を学んだ石本さん。ロマネスク風など日本画に新風を吹き込んだ石本さん。舞妓に取り組んだのは、30歳から。ポスター舞妓はその代表作。モデルは祇園の豊千代さん。美しすぎて描き切れず、大阪・観心寺の如意輪観音に出あって、やっとその内面を描けたという。展示会場の第三室から舞妓さん登場、裸婦など様ざまな舞妓さん、95歳の絶筆もまた舞妓さん。内面を描く石本芸術、舞妓の心が見える。

 

 ※ 京都市京セラ展は5月28日で終了。展覧会は島根・石正美術館の所蔵品が中心。2021年から島根県立など全国巡回してきた。 ※ 石本正(1926-2015)島根県浜田市三隅町生まれ。

 

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2023年5月29日 (月)

六角堂の白鳥

Img_5149 Img_5175_20230526075801 Img_5182_20230526075401 Img_5192 Img_4927 Img_5183 Img_5188_20230526075401 Img_5185_20230526075801 いつ頃からか、聖徳太子創建の六角堂に白鳥がいる。飼われたのか、居ついたのか、越冬を忘れたのか、もう15、6年はいる。本堂北側の池の中、動物園のような檻はない。奥側の池と手前と、4羽はいる。空へ飛び上がりもせず、池を行ったり来たりして、泳いでいる。

 

 本堂の屋根が六角形の六角堂は、京都市内の真ん中を印す「へそ石」がある六角通り烏丸を東へ少し入る。正式には天台系の紫雲山頂法寺。生け花の池坊家が代々、住職を務める。ご本尊は如意輪観音。親鸞上人が叡山から100日通い、ここで浄土真宗に目覚めたという。お地蔵さん、羅漢さん、縁結びの六角柳、センサーの鐘突き堂など見どころ多く、加えて白鳥である。

 

 住まいにしている池、鯉もずいぶんいる。聖徳太子が天王寺建設の用材を求め、ここまで来て、身を清めた沐浴跡の池だという。歩きの流れ、このあたりまで来ると、境内へ入って、白鳥を見に行く。竹の柵に「噛みつきます。近づかないで下さい。エサやらないで下さい」と注意の書き込みがあり、すこし離れてみる。首長く、嘴が鋭そうな、大きな白鳥。見ていても、太子に帰依しているのか、我関せずと泳ぐ。バレエ、白鳥の湖のイメージはるか。

 

 

 

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2023年5月28日 (日)

ぶら歩き、みどりのなか

Img_4954 Img_4961_20230525081901 Img_4963 Img_4968_20230525082001 Img_4971 Img_4982_20230525082301 Img_4987 Img_5000_20230525082101 Img_4992_20230525082201 Img_4980_20230525082101 Img_4996 Img_5013_20230525082601 Img_5014 ぶらり、ぶらり、今日もぶらり、ぶらり。暑くも、寒くもなく、これといった予定もなく、あてもなく、ぶらり、またぶらり。今日も彷徨って、今日はみどりの中、足がいく。風がみどり、目がみどり。京都御苑のなか、森の博物館へたどり着いて、緑陰の中、ひとりいる。

 

 ノーベル賞、湯川博士の短冊がある梨木神社そば、清和院御門から入って、ぶらり。歩く道筋、いまは新緑がやさしい。ドングリについて、チョウについて、キノコについて、御苑の生態を解説する標識があって、森の博物館という。足を止めて、そうか、そうかと読んで、また歩いて、メタセコイヤを仰いで和風迎賓館の北側に来て、森の図書館にベンチがある。

 

 図書館は「母と子の森」文庫。牧野富太郎植物記全8巻が揃っている。第1巻は野の花、表紙めくって、牧野博士の顔が出た。四角屋根の角っこに写真。センダンの実、メスのジョウビタキ…御苑の仲間だ。静寂、緑陰、ぼんやり…ひとりがいい。「目をつぶれば睡魔ふとくる緑陰に」。夏の季語、緑陰調べて、稲畑汀子さんの一句がぴったり。またぶらり。クスノキ、新芽が溢れて、燃えるよう。地下鉄の駅で歩数計。「12345歩」、よう歩いたなあ。

 

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2023年5月27日 (土)

桑名のはまぐりラーメン

Img_4745 Img_4746_20230524074001 Img_4766_20230524074001 Img_4788_20230524074301 Img_4779 Img_4777_20230524074101 Img_4782 Img_4784 Img_4786 Img_4785 海鮮酒場か、どんなんかなあ。スパゲティ釜揚げで「すぱじろう」。店名がしゃれている。ビストロ、一皿だいたい500円。安いけど、だいたいが気になる。蛸酒場くれおーる。タコで暮れる?。どて焼き、串カツ、もつ、焼肉ジャパン、肉屋の餃子、立ち食い寿司…。

 

 まあ、なんやかんや、ある。大阪梅田ヨドバシカメラの地下、オイシイもの横丁。阪急梅田駅から地下へ降りて、どうまちがったのか、このフードコートへ。谷六の落語講座まで時間はある。昼食の時間でもある。どこかでと、グルグル見歩いた。1周、2周と回って、興味をひいた看板が、焼きはまぐりのラーメン。桑名の三重県産。それじゃあ、まあ、くわな?。

 

 座ったスタンド席、真ん前でハマグリの網焼き。炎が出て、貝さんアツツと口あけている。ラーメン出るまで、お通しで3個。箸と一緒の洗濯バサミでアツいのつまむ。焼けたて、くわな。うん、これは桑名。ラーメンは鉢が出て、茹でた麺とウズラ。続いて、昼でもヤカンが出て、中にハマグリ。鉢にヤカンのはまぐり出汁のスープをそそぐ。はまぐりを取り出し、鉢入れ。レンゲに麺とスープとはまぐり。これが、桑名のはまぐりラーメン、兎に角、くわな?。

 

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2023年5月26日 (金)

老舗旅館の黒塀に写真展示

Img_4894_20230523074201 Img_4876 Img_4878_20230523074101 Img_4875_20230523074201 Img_4879 Img_4882 Img_4880 Img_4892 Img_4893 塀のこと書くにあたって、志ん生さんの小噺を思い出す。「隣の空き地に囲いが出来たんだってねえ。ヘイ!」。もう一つ、演歌の北島三郎さんが歌った与作。♪~ヘイヘイホー、ヘイヘイホー~♪。書くのは、京都老舗旅館、創業200年余の「柊家」の長~い黒塀である。

 

 祇園祭の山鉾が巡行する御池通りの南側歩道。柊家旅館の黒塀は、東の麩屋町通りから西の富小路通りまで、60㍍は続く。ケヤキ並木の歩道は広く、花壇もあり、いまアジサイが咲き始めている。地下のゼスト商店街から浮上して、出歩きコースの一つ。アラン・ドロン、チャップリン、川端康成が泊まった柊家、邸内は見えないが、黒塀前はよく通っている。

 

 この黒塀が、今年の京都国際写真展で、初めて使われた。存在をありのままに捉えるフォトグラファー、宮下直樹さんが、柊家邸内の写真を撮って、黒塀に並べた。新館の大広間の畳、別棟の屋根瓦、葉の上に実をつけた坪庭のセンリョウ、障子襖に描かれた扇面の菊など計8枚。歩いて、3㍍置きに1枚また1枚、カラー写真が黒い塀をバックに浮き上がるように見える。塀を書き終わって♪~粋な黒塀、見越しの松に~♪(春日八郎)の、お富さん思い出した。

 

 ※ 今年の京都国際写真展は5月14日で終わったが、柊家旅館の黒塀での写真展示は続いている。

 

 

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2023年5月25日 (木)

寿司はコハダに始まる…

Img_4619_20230522075201 Img_4604_20230522075201 Img_4618_20230522075201 Img_4608 Img_4606 Img_4612_20230522075201 Img_4610  Img_4616 あるかな~と見たら、ある、ある。「寿司はコハダに始まり、コハダに終わる」と言われるコハダ。回る寿司ではまあ、ないけど、さすがここは、京都市中央卸売市場に隣り合うすし屋さん。「京・朱雀(すざく)―すし市場」。久々行って、メニューに一皿2貫でコハダ。

 

 京都駅から七条通りを西へ、また西へ。水族館や、鉄道博物館がある梅小路公園の北側、新七本松通り。長い足なら10分で歩ける。店名の「朱雀」は方位を司る守護神・四神から付く。東は青龍、西は白虎、北は玄武で、ここは京都の南なので朱雀なのだ。店は2012年夏にオープン。そのころ以来、思いついて行った。平日の昼すんで、わりに空いていた。

 

 入り口の色紙、人気の落語家桂塩鯛さん。鯛名のご縁か、2階座敷で「塩鯛落語会」の案内、どうだい!。テーブル席、タッチパネルより品書き一覧がいい。めでたい出世魚、コハダがすぐ目についた。コハダは酢と塩具合、〆方が板前さんの腕次第という。注文一番、これ、これ、これや~と出た。銀色に光っている。酢具合どうや。この味、この味…これがコハダや。勢いついて、煮穴子、小鮎天ぷら、しらすサラダ、海鮮ちらし…すしはコハダに始まる?。

 

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2023年5月24日 (水)

河内音頭発祥、大阪の八尾

Img_4326 Img_4328 Img_4329 Img_4330 Img_4348_20230521095601 Img_4349 Img_4352_20230521095601 Img_4353 Img_4363_20230521095701 Img_4364 Img_4370 Img_4366 大阪の河内、八尾へ来たら、それやあ、♪~イヤコラセ~ドッコイセ~♪。太鼓叩いて♪~さても皆さま、ちょいと出ました私は~♪で始まる河内音頭。なんたって、発祥の地、本場も本場。夏になったら、輪になって踊って、手拍子と声を合わせて、♪~ヨーホイホイ~♪。

 

 近鉄八尾駅近くの文化会館で劇団大阪シニア演劇大学の10周年公演。出演の80歳知人から招待券あり、見に行って、公演まで駅周辺ぶらりぶらり。八尾は人口27万の中核都市。市章はYとO。わかりやすい。東大阪市と奈良県と接して、マスコミヘリ基地の空港もある。有名人?八尾の朝吉。今東光の小説「悪名」で、勝新が演じて、それがどうした?!。

 

 公演まで1時間。町のどこかに河内音頭の何かないか。土曜閉庁の市役所まで行って、庁舎前にあった。両手を右上、左足を上げた着物姿の踊る女性像。~イヤコラセ~ドッコイセ~♪。さらに、ちょっと離れて、アーケード商店街に河内音頭記念館。♪~さても皆さま、ちょいと出ました私は~♪で、館長が人気の河内家菊水丸さん。館内に太鼓、写真など揃い、踊り手2872人のギネス記録達成という。それはそれは♪~ヨーホイホイ~♪。

 

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2023年5月23日 (火)

人気の、すみっこ暮らし

Img_4076_20230520071601 Img_4079_20230520072101 Img_4085_20230520072301 Img_4086 Img_4087 Img_4097 Img_4098 Img_4081_20230520071701 Img_4101_20230520072001 いやまあ、えらい人気だという。みんなで静かに肩寄あって、すみっこで暮らしていたのに、今更なんでかな。北から逃げてきた寒がりの白くま、食べ残されるエビフライのしっぽ、トカゲのふりをしている生き残りの恐竜…、すみっこで、みんながナゼと首をかしげている。

 

 どちらかと言えば、世をはかなんで、心に傷を持つモノ同士の集まり。すみっこの共同生活を始めて10年という。ウワサを聞いて、生きることに自信のないペンギンくん、ミルクティーだけ飲まれて、吸い口に残ったタピオカくんも参加、すみっこが狭くなるほど大世帯になっている。そこを謙虚なネコくんが、疲れるほど気をつかい、みんな仲良くという。

 

 エビフライのしっぽと仲の良いアジフライのしっぽ、いつかブーケに~と夢みる雑草、カタツムリにあこがれるニセツムリのナメクジ、それに、それぞれに拘りがあって、すみっこに住み続けるスズメ、おばけ、山、ふろしき…みんなで今は60人?。その、可愛さ、哀れさ、いや、あこがれ。世間が注目して、アニメ映画、展覧会、グッズやらで、年収200億円とか。みんなの、こと志しとちがって、みんなをもう、すみにおけなくなっているという。

 

 ※ 京都大丸でGW中、すみっコぐらし10周年展開催。すみっこが落ち着くというサンエックスのキャラクター。イラストレーター、よこみぞゆりさんが学生時代、ノートの落書きから誕生という。

 

 

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2023年5月22日 (月)

バラ園は見ごろ!

Img_4521 Img_4525_20230519071401 Img_4551 Img_4553 Img_4556 Img_4557 Img_4559 Img_4560_20230519071901 Img_4561_20230519071901 Img_4562_20230519071901 Img_4567 Img_4570_20230519072001 Img_4572 Img_4575 バラだ。赤だ。ピンクだ。ホワイトにイエローだ。咲いている。咲いている。いっぱい、咲いている。一重もある。八重もある。ローズだ。こんなに咲いて、ろうする?。大正13年開園、公立で日本最古の京都府立植物園。いまよ、初夏のいまが見ごろと咲いている。

 

 行って、行って、また行った。北山門から入って、ふわふわと風に揺れるポピー見て、好きなメタセコイヤを仰いで、梅林を横切る。緑また緑の樹林超えて、四季彩りの丘ベンチでぼんやりする。歩きの再開、大観覧温室前から大芝生を素通り、正門隣の植物園会館で水分補給して、東側がバラ園。はるか比叡山が見える。見ごろが1週間早い。今年のサクラと同じだ。

 

 例年、5月後半からが見ごろなのにGW明けから開き始め、行った5月半ばがピッタリだった。250品種2000株、京都で一番のバラ園だ。一季咲き、返り咲き、四季咲き…、いつ行っても、なにかは咲いていても、春と秋はいっぱいだ。春と秋なら春の方が色濃く、輪が大きい。品種、エリザベスあり、モナコあり、ミチコあり、マサコあり…優雅だ。平和願って命名のピースもある。品種多く殿堂入りという。園内ばらばらに咲いても、バラだ。

 

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2023年5月21日 (日)

胸像は目玉の松ちゃん

Img_4108_20230518075101 Img_4109_20230518075101 Img_4137_20230518075301 Img_4115 Img_4116 Img_4118 Img_4114 Img_4119_20230518075201 Img_4136_20230518075301 目玉の松ちゃん、ご存知かなあ。ギョロリと目玉を大きくむいて、見栄を切って、観衆ヤンヤの松ちゃんこと、尾上松之助。無声映画時代、初めての時代劇俳優。出演本数は明治からから大正へ1000本。荒木又右エ門、豪傑児雷也…まさにチャンバラの大スターだった。

 

 その目玉の松ちゃんの胸像が下鴨神社糺(ただす)の森公園にある。京阪電車出町柳駅から西へ、高野川の橋を渡り、次の加茂川の橋までの間の三角州近く。京都府が公園を整備、芝生が揃い、ベンチも出来て、ぶらり寄って見て、北側に松ちゃん像。アラカン、嵐寛十郎の鞍馬天狗などチャンバラは好きだけど、松ちゃんはそのひと昔前、名前だけしか知らない。

 

 対面は、綺麗な公園が出来て、初めてだった。蝶ネクタイ、頭は七三分け。目鼻すっきり。目玉は向いていない。公園整備、それまでなかった案内板に松ちゃんの経歴紹介、往時のモノクロ写真などが出ている。福祉に貢献、寄付金で住宅ができ、松之助出世長屋と命名。大観衆の豊国神社で野外劇。彦根ロケ後、心臓病で亡くなったのは若き50歳の大正15年。送葬の列に沿道20万人だった~と記録に残る。松ちゃん知るファン、いま100歳世代。

 

 ※ 尾上松之助(1875-19269)岡山県生まれ、本名は中村鶴三。 ※ 胸像は昭和41年、福祉貢献で京都府がつくる。

 

 

 

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2023年5月20日 (土)

「写真は、時を超えられる」

Img_3964_20230517075001 Img_3991 Img_3990 Img_3900 Img_3954_20230517075001Img_3905 Img_3911 Img_3920_20230517074901 Img_3927 Img_3999 Img_4011 Img_4021_20230517075201  「写真は、時を超えられる」。このキャッチ、ぐっときてグー。パーでもチョキでもないグー。空腹でもグー。大阪中ノ島、フェスティバルタワーのキャノンギャラリーで、この言葉に出会った。カメラはその「一瞬」を「永遠」に変えるという。展示写真の数々もグー。

 

 出歩き、なるほどフレーズによく出会う。大阪梅田、阪急電車ホームに「近道より寄り道」。茶屋町商店街への誘い。梅田の歩道で「大阪が地下から生まれ変わる。さあ、次の100年へ」。地下道改修の看板。どの地下か、目がチカチカもする。阪急デパートコンコースでディズニー100年「ハッピー、コミュニケーション」を見て、阪急9階のイベントホールへ。

 

 ミッキーマウス、小鹿のバンビなどグッズ、グッズ。その一つ、ファンタジー絵画は「すべて宝石で出来ています」。値段、1,100,000円。ゼロ、そんなにエエん?。フェスティバルタワー4階の香雪美術館は「修理のあとのエトセトラ」展。なんでもOK、エトセトラ。帰りに堂島アバンザのジュンク堂。平積み本は「動物残酷物語」。ウミガメが悲しそう。広場は今、ヒメオウギ’(姫扇)の花。その時、その時の歩き、写真を撮って、時を超えていく。

 

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2023年5月19日 (金)

センダンの花はムラサキ

Img_4507 Img_4504 Img_4501 Img_4498 Img_4491 Img_4488 小さな薄紫の花が大きな木いっぱいについている。ヒマラヤ産のセンダン。栴檀は双葉より芳し~は、香木のビャクダンで、同じ名前でも種類がちがう。向こうはビャクダン属、こちらはセンダン属。初夏から6月にかけて、木をまるごと紫色に染めて、ゾクゾクさす。

 

 花、日々の1万歩ウオークで見た。建仁寺境内抜け、鴨川の団栗橋へ出て、北へ行って御池大橋と二条大橋の間である。樹高にして10㍍もの大木は、御池大橋北に6本、二条大橋は南に1本。秋には小さな実をいっぱいつけるので、何年も前に見たおり、何の木だろうだったが、調べてセンダンの木と知った。バニラのような香り。虫刺され、薬効にいいという。

 

 ここ、鴨川にセンダンの木とは、そのとき以来、知ってはいたが、花を見るのは初めてだった。落葉高木は、秋に実、冬に枯れて、春に葉を出し、初夏に花である。1㌢ほどの花は5弁。よ~く見ると、表は白く、裏はムラサキ色。幾つも幾つも円錐状に伸びている。花の色が表と裏でちがうので、花言葉は「意見の相違」というそうだ。それにしても、よくもまあ、これほど~と思うほど、見事に花また花である。~センダンはムカシより美し!~。

 

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2023年5月18日 (木)

ギリヤーク尼ケ崎さん,、92歳の公演

Img_4458 Img_3805 Img_3816 Img_3820 Img_3822 Img_3826_20230515074101 Img_3831_20230515073901 Img_3834 62f3ff8132deaa0b780ca5fc32e50aac_1 開演の時間は昼日中の午後2時。演技は京都の円山公園、瓢箪池真ん前の路上。真上から日差しが照り、名物のしだれ桜の葉が濃い。鬼の踊りから祈りの踊りへ、伝説の大道芸人・ギリヤーク尼ケ崎さん、4年ぶりの公演。初夏、緑の風が92歳の主役登場はまだか~と吹いている。

 

  ギリヤークさん公演予告が京都新聞の記事になっていた。4年前、2019年5月3日、同じ円山公園で踊るモノクロ写真も。その記事が載った朝刊、見に行こうと切り抜いておいた。公演はGW中の5月3日、4年前と全く同じ。全国各地で踊って、踊って半世紀。いま、パーキンソン病、脊柱管狭窄症、心臓病…、年齢も年齢だし、最後の公演になるかもしれない。

 

 場所取り、1時間前から始まっていた。路上舞台は時間とともに人の輪が二重三重と増え、400人にも。定刻の午後2時を5分、10分とすぎ、まだかな~と思ったとき、ギリヤークさん、黒子の女性に車いすを押され、瓢箪池を渡ってきた。白粉、赤い着流し、破れた三味線…、大観客の輪の真ん中へ。92歳と病気。さすがに踊れない。マイクで、最初に生い立ち語る。懸命にじょんがら節を弾く。拍手また拍手…それが温かい。観客の眼が優しい。頑張った、頑張った、よう頑張った。

 

 ※ ギリヤーク尼ケ崎さん。本名、尼崎勝美。1930年、北海道函館生まれ。ギリヤークはロシアサハリン先住民族名。体操選手、映画俳優を志し、じょんがら一代など大道芸へ。阪神大震災、東日本震災など被災地で魂の踊りなど披露。世界各地へも行く。東京在住。 ※ 踊りにおひねりなど、ピーク時の函館で70万円もとか。

 

 

 

 

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2023年5月17日 (水)

「天ぷらの山」

Img_3941 Img_3953 Img_3952 Img_3945 Img_3951_20230517074801 Img_3946 Img_3944_20230514075801 富士山、立山、槍岳、比叡山…、いや、いや、山は山でも、そういう山でなくて「天ぷらの山」。登らずの天丼。海老あり、豚あり、穴子あり…これらの天ぷらを重ねた山が高い。値段は~と言えば、高くなく低い、安い。海老と穴子、穴子とかき揚げの組み合わせもある。

 

 大阪の阪神百貨店、地下のスナックパーク。名物のいか焼きは、朝一番から並びの列が激しい。隣り合って、ラーメンならうまかラーメン、お好み焼きならおフクさん、うどんといえば、てんぼう…店名からして、庶民に味方している。その一つ天丼が天ぷらの山。穴子は長い。写真見本みると、かき揚げとジョイント。お椀からはみ出て、2本もあって700円。

 

 海老3本とかき揚げは、500円。店一番の人気という。そらそうやろなあ~とは思うが、ここは好きな穴子。ご飯は多め、少なめ?と問われ、控えめ。いや、少なめ。店内見ていると天ぷらの山が崩れて、どうぞ。店前の立ち食い。お隣さんはベトナムの女性4人連れ。豚はご法度で、そろって500円の海老。代わる代わる海老天入れて、記念の写真撮り。それが微笑ましい。こちとらは、長い穴子。頭からか、尾っぽからか、あなたならどうする!?。

 

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2023年5月16日 (火)

富士山を見に「新富士駅」へ

Img_3677_20230513074401 Img_3694 Img_3705_20230513074801 Img_3681 Img_3691 Img_3695_20230513074801 Img_3685_20230513074601 Img_3689Img_3697 Img_3698 朝のうちは見えても、昼からは姿が隠れると言うし、どうだろう。標高3776㍍の富士山、日本一の富士山、美しい富士山。東京帰りの新幹線、「のぞみ」でも「ひかり」でもなく、あえて各駅停車の「こだま」に乗って、富士山が一番よく見える駅、新富士駅へ行った。

 

 GW始まりの日、東京の朝は晴れていた。午前中、上野公園を歩き回って、山手線で東京駅へ出て、そのまま構内から新幹線「こだま」だった。品川、新横浜、小田原、熱海…停車のたび、雲間が増えている。新富士駅手前の三島駅。「のぞみ」抜かれ待ち停車、山側がもう見えない。スッと「のぞみ」が走り去って、富士山を眺める「のぞみ」も消えたようだ。

 

 新富士駅下車は、暮れの12月30日に開催の大学女子選抜「富士山駅伝」の応援で、朝一番に応援行って以来。もう10年ほど前。あの時も朝は見えていた富士山、昼からは雲に隠れた。駅は開業35周年。構内は絵画、写真、土産…富士山、富士山している。駅周辺歩き、構内の観光案内所へ。「今日の富士山は」と聞く。「朝は見えていたのですが、富士は美女の山、男前に恥ずかしがり隠れました」と男前証明書の発行。いや、それが辛い??。

 

 

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2023年5月15日 (月)

山頭火は東京に来ている

Img_3561_20230512075601 Img_3562_20230512075701 Img_3563_20230512075701 Img_3564 Img_3565_20230512075801 Img_3569_20230512075901 Img_3570_20230512075901 Img_3572 Img_3573 Img_3577  無手勝流で句を詠む、あの放浪俳人・山頭火が東京に来ていた。その一句は「ほっと月がある 東京に来てゐる」。東京まで旅して、月を見て、ほっとした~と詠んだのだろうか。ほっと一息のホットムーン?。この、ほっと~がポイント、どこか癒しを感じさす。

 

 JR山手線日暮里駅北改札を出て、目的の朝倉彫塑館へ行く途中で、「あらかわ俳句マップ」の案内板を見た。谷中墓地の台東区と隣り合う荒川区。奥の細道、奥州へ旅立つ芭蕉が「行くはるや鳥啼き魚の目ハなみだ」と詠んだ千住も荒川区内。「芋坂も団子も月のゆかりかな」と、好物の羽二重団子を句にした子規もこのあたり芋坂から月を見て~という。

 

 山頭火の句碑は、案内板のすぐ近く、月見寺こと本行寺の境内。一茶の「陽炎や道灌どのの物見塚」の句碑も一緒という。ここまで来て、句意知らずは悔いあり?と、寄り道した。江戸城をつくった太田道灌ご縁のお寺。日蓮宗、道灌のお孫さん開基。そうは広くない境内ぶらり。道灌が月を見た丘の碑もある。山頭火と一茶の句碑は向かいあっていた。ここで季語のない一句。「よいお天気 山頭火と同じ東京にいる」。隣の一茶、まあまあ、いいさ??。

 

 

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2023年5月14日 (日)

GWの上野公園

Img_3623_20230511074401Img_3662_20230511083801Img_3665Img_3661_20230511083701Img_3671Img_3663_20230511073901Img_3669_20230511073301Img_3670_20230511083901 Img_3631Img_3660_20230511083601 Img_3635Img_3672Img_3627_20230511074101Img_3648_20230511074601  ロダンの考える人像、右手を顎に~そのポーズで3人が揃って、セルフタイマー撮り。動かず、じっとして、3、2、1―パシャ。GW中、東京上野へ行って、国立西洋美術館前の庭園で見たワンシーン。上野動物園は開園150周年、パンダは帰国も、人また人の賑わい。

 

 久しぶりの上野公園。西郷ドンは元気かな。正岡子規記念球場、野球やっているかな。博物館、美術館の展覧会はどんな企画だろう。年も年、今度はいつまた来るかだし、広い公園内ぐるり歩き回った。西郷像近くの大道芸は、歌舞伎の千両役者ならぬ千円役者。箱に千円入れると「イヤサ、お富!」と動き始めて見えを切る。よおっ!その千円、待ってましたあ。

 

 展覧会は東京都美で20年ぶりマティス大回顧展。ながいことマティス?。東京藝大美術館は買い上げ展。優秀な卒業制作、大学が毎年買い上げ1万点以上、その中から横山大観らの展示。東博では京都の東福寺展。紅葉なし、禅あり。上野の森美術館大賞展の第40回大賞は、おにぎり結び。桶、白ご飯、海苔、手…絵が美味しそう。恐竜博の国立科学館、そのとなりで彫刻のシロナガスクジラ。巨大、白長すぎる?。歩いて歩いて上野公園、いつの日かまた!。

 

 

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2023年5月13日 (土)

朝倉文夫の彫塑館へ行く

Img_3604 Img_3599 Img_3582 Img_3586 Img_3587 Img_3589 Img_3602_20230510085301 Img_3611 Img_3609 Img_3615 Img_3613 Img_3612 Img_3608  五角形の屋根上、真ん中に裸婦像が見える。両腕を胸に抱え、東京都内は今、とないなっている~と見渡している。昭和の始め頃からの屋上庭園がある。平成、令和で流行りだした屋上庭園、今ごろ、何いってえ~んだと、花が咲く。国登録有形文化財「朝倉彫塑館」である。

 

 JR山手線日暮里駅を降りて5分ほど、坂道を上がって行った。台東区の根津、千駄木、谷中の~谷中7丁目。「東洋のロダン」と言われ、高村光太郎と並び、日本の彫刻界の先達、朝倉文夫が自ら設計して建てて、家族と住んで、アトリエにして、後進を集めて指導した学びの館。ことし生誕140年。京近美にあったチラシで、その記念展を知っての鑑賞だった。

 

 長女は去年、生誕100年回顧展の朝倉摂さん。舞台美術家で画家。孫は文学座の女優、富沢亜古さん。お二人とは、滋賀勤務時代に名刺交換したことがある。木、石でない粘土づくりの彫塑は、石こう像、ブロンズ像。入館料500円の企画展は「アトリエの朝倉文夫」。好きだった猫たち像、寝そべる犬像、男女の裸婦像、歴史の小村寿太郎像…、スカイツリーが見える屋上に、落ちないか?ぞうっとする砲丸の像…、朝倉文夫の世界、猫も犬も人も像なり。

 

 ※ 朝倉文夫(1883-1964)大分県出身。東京美術学校卒。彫塑館は昭和10年に完成、その後増改築。現在遺族が寄贈で台東区に。自作の庭園(五典の池)は名勝。昭和28年、彫刻家として初めて文化勲章受賞。

 

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2023年5月12日 (金)

頭髪効果?「ツクツクツク」

Img_3517 Img_3516Img_3535 Img_3526 Img_3537 Img_3528 Img_3533 Img_3524 Img_3519 Img_3530 いまさらとは思うが、多少は気になる頭のてっぺん。この5か月で、こう変わったと頭髪の写真が出ている。登頂でも盗聴でもない頭頂。フロントの生え際、それにバック。目だってということはないが、白くても薄っすら、伸びている。それは、なぜだ!、どうしてだ!。

 

 PRをそのまま店の名前にした「うちの米うまいよ」。JR三鷹駅南口前、複合ビルの地階に店がある。京都から移り住んで半世紀、大学後輩が経営している。米は農家と特別契約しての有機栽培米、自然栽培米。おかずなし、ご飯だけで「うまいよ」という。自らの頭頂写真を店に出す後輩は今年75歳。コロナ前以来、4年ぶりに行って、会って、店内に入った。

 

 当店オリジナルという手造りぬか床がある。無農薬の表示、抜かりがない。黒ニンニク、麦みそ、納豆、キムチ、梅干し…、発酵商品がまた増えている。酵素不足に効く~とイオン水、医学博士が保証の頭髪に良いペットボトル、お米は自慢のこしひかりなど。店を切り盛りする若い奥さんは、TAKAKOの名前で♪~うちの米うまいよ~♪と歌う。お米も歌もうまい。カラオケに曲入り。頭髪写真の後輩は「ツクツクツク」と新たに看板を出す。つくづく健康が一番!。

 

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2023年5月11日 (木)

「路傍の石」

Img_3483 Img_3503 Img_3422_20230508083501 Img_3421_20230508083601 Img_3424_20230508083601 Img_3491_20230508083801 Img_3478 Img_3477Img_3484 Img_3489_20230508083901 Img_3486 Img_3481 作家、山本有三と言えば、代表作「路傍の石」を思い出す。戦前から戦後へ11年余り、三鷹市で暮らした作家は、ここで鉄橋ぶら下り、丁稚奉公、艱難辛苦の吾一少年を書き綴った。三鷹を歩いて、その題名になったホンモノの石、「路傍の石」とぐうぜん、出会った。

 

 玉川上水に沿う風の散歩道。三鷹駅南口から井の頭公園へ行く途中、4、5分歩いたあたり。格好いい洋風の建物、それが山本有三記念館だった。昭和11年から戦後、進駐軍に接収されるまで、家族と共に住み、執筆活動の家。三鷹市が観光コースの一つにして、写真、遺品、著作とともに公開、企画展なども開催している。開館は9時半、まだ開いていない。

 

 記念館入り口の前、小説記念の「路傍の石」。大きくずっしり重そう。どうしてここに?、謂れが書かれていた。朝日新聞に連載中、散歩に出かけ、中野旧陸軍電信隊付近の道端でみつけ、小説ご縁と思って、裏庭に運びこんだ石。三鷹市が記念館開設で、表に移設という。井の頭公園散策したあと、入館料300円で入った。暖炉ある館内を見て、帰りに受付で販売の文庫本の「路傍の石」千円で買い読んだ。吾一少年、苦難の石を蹴飛ばし、蹴とばし、人生を乗り越えていた。

 

 ※ 山本有三(1887-1974)栃木県生まれ。本名は勇造。東大卒、劇作家。衆院議員、文化勲章受賞。「波」「坂崎出羽守」など著作多数。

 

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2023年5月10日 (水)

井の頭公園で「ナヨクサフジ」

Img_3435 Img_3437_20230507074301 Img_3442 Img_3438 Img_3446 Img_3447 Img_3436_20230507074301 Img_3449_20230507075101  このムラサキの花、調べたら「ナヨクサフジ」だという。咲きようが、どこか、なよなよして、弱虫みたいなので、和名は「弱草藤」とついている。名づけ親、そりゃあ、朝ドラ・らんまんの、槇野万太郎?いや、牧野富太郎。いや、ちがう。googleレンズ???。


 気候風土、その地域には地域の草花だろうか。三鷹市の井の頭恩賜公園はずいぶん、広い。ここに京都から移り住み50年の後輩によると、隣り町の小金井公園はさらに広く、京都御苑ぐらいと~昼の駅前会食で話していたが、ここはここで、それは広い。フィットネス広場、子ども広場、多目的広場…、会食までのぶら歩き、足がもうこの辺でとかなり重い。


 ツルが幾つも弱々しく伸びて、そら豆みたいに筒状に咲くムラサキの花。見つけたのは、公園の南端、住宅街と接する道端だった。京都の歩きでは、見かけない花だ。三鷹花か、井の頭花か~。背丈は50㌢ほど、屈みこんで見た。スマホ検索で調べると、ソラマメの仲間、マメ科の越年草、ヨーロッパ原産、飼料として輸入、日本で帰化したという。群生すると、紫色の波、見惚れるほどと出た。また洒落たくなった。そら三鷹か?。

 

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2023年5月 9日 (火)

三鷹で何をみたか?

Img_3417 Img_3418_20230506073101 Img_3434 Img_3420_20230506073501 Img_3432 Img_3431_20230506073601 Img_3495 Img_3476 Img_3450 Img_3453 Img_3455_20230506073901 Img_3463 Img_3472 Img_3473 太宰治入水の玉川上水、路傍の石の山本有三館、宮崎駿のジブリ美術館、銭洗の弁天池などなど…それはみたか!で、東京の西都心、三鷹市へ行って、見た。東京泊まりの門前仲町、メトロ東西線快速で中野まで乗って、接続のJR各停乗り換え45分、計算の狂う早さだった。

 

 大学同窓と待ち合わせは正午改札。着いたのは9時前、門仲駅も三鷹駅もまだ平日ラッシュ。門仲でメトロ乗りしたら、女性また女性の専用車両。ひと駅だけオカマぽく乗って、次の駅で、急いで車両乗り換え。ラッシュ経験から遠ざかり、三鷹へ行くのに、よく調べもせず、それ見たことか?。駅南口へ出て、いっぱいある時間、みたかった看板は、井の頭公園。

 

 深そうな濠、玉川上水。駅から太宰治が入水の万助橋まで800㍍は風の散歩道という。途中に太宰のふるさと、青森五所川原、金木から取り寄せ、玉鹿石を見た。6年前、開園から100年の井の頭恩賜公園は広い。武蔵野、吉祥寺と重なり、森森して、緑緑している。得意のぶら歩き。朝の太極拳体操みて、時間つぶし、ベンチでぼおっとして、また歩いた。となりのトトロのジブリ美術館は入館待ちの列、さらに歩いて井の頭池へ、あれこれそれ…みたか、みたかと三鷹で見た?。

 

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2023年5月 8日 (月)

銀座のライオンへ

Img_3393 Img_3395 Img_3383 Img_3384_20230505075901 Img_3388 Img_3392 Img_3381 Img_3382_20230505075701 東京の銀座にはライオンがいる。4丁目は地上で三越百貨店のライオン、5丁目は地下でビヤホールのライオン。銀座は昼も夜も一日じゅうけん騒。ライオン、昼は三越前で待ち合わせ、夜はビヤホールでまあ、一杯。メトロの銀座線銀座駅A4の改札から1分。ゴルフ帰り、4年ぶりで行った。

 

 広い。入り口から見渡すと、テーブル席が奥の奥へ、ぜんぶで140席という。銀座ライオン、東京都内で20店舗あって、5丁目店は7丁目店と並ぶ旗艦店の老舗。ビールは箱根駅伝協賛のサッポロ。座った入り口近くからガラス越し、何杯でも飲んでと、1000リットルのタンクが見える。注文はSN時代、すべてタブレット端末になっている。クリックまたクリック…。

 

 ビアホールか、ビヤホールか~、店によって、アかヤか。どちらでもいいようだけど、ややこしい。毎月一度行く京都河原町のミュンヘンは、ビアホール。銀座ライオン店は5人で行った。途中、カツサンドが出た。だれも注文していない。店員さんに問うと、タブレットが動かむ証拠という。カツサンド巡って、カツか負けるか。店とのやりとり続き、タブレット「注文1」の表示あり。クリック押し損ねか。みんなでカツサンド分け分けあった。負けてカツ。

 

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2023年5月 7日 (日)

千葉大網、季美の森ゴルフ倶楽部

Img_3353 Img_3371_20230504083201 Img_3367_20230504083501 Img_3365_20230504083401 Img_3363 Img_3362 Img_3361 Img_3359_20230504083001 120の壁、110の壁、100の壁…、これまで何度行ったかな。千葉県大網白里市の「季美の森ゴルフ倶楽部」。ゴルフを東京で始めて20年余り、3年目で初の100切りの思い出がある。これが最後とこの間、久々に行ってのラウンドは、壁に耳あり、112。

 

 1990年代、東急不動産が開発、住宅地と一体化したゴルフコース。11PM、大橋巨泉さんが自宅のベランダから11番ホールのTショットを眺めていたという。プロレスの藤波辰爾、囲碁の趙治勲もコース沿い住宅に住んでいた。藤波さんが洗車していたのを見たことがある。今はフェンス高くだが、OBボールが住宅の窓ガラスを割ったことも~という。

 

 東京からJRならディズニーランドの幕張をこえ外房線で行くか、渋滞覚悟のクルマか~である。まあ1時間以上。JRは大網駅スーパーでイワシの酢漬け、クルマは長島茂雄出身、千葉佐倉市とピーナッツ畑を通る。知人の車で行った日、緑の樹木、緑の芝生、緑の風…しょうか、これぞ初夏か?と思う最高の条件。池に映るつつじ、マガモの群れ、珍しい白いフジと住宅の鯉のぼり…、15番ロングで参加8人中、我ひとりパー。110の壁破りはそこと思うが、そこが難しい。

 

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2023年5月 6日 (土)

東京根津に「金太郎飴」

Img_3332_20230503074701 Img_3343_20230503074901 Img_3336_20230503075201 Img_3339_20230503074801 Img_3785 Photo_20230505195301 おっと、これは懐かしい。切っても、切っても~出て来る金太郎飴や。♪~まさかりかついだ金太郎、熊にまたがりお馬のけいこ~♪。長い棒飴、手づくりでいまも販売という。東京はツツジの名所、根津神社の近くのお店。ここに、なんで今もあるのか、寝ず?に考えた。

 

 東大近く、本郷の知人宅で古代魚アロワナ鑑賞しての帰り。坂の多い東京、上りよりは下りがいいなあ~と歩いて、根津神社の赤鳥居を遠くから眺め、本通りへ出るところで、金太郎飴の看板だった。朝からの冷たい雨は止んで、こんどは昔を思い出すレトロな飴である。根津で寝ず、雨で飴…、洒落っ気が続き、これも、ご縁と歩きをストップ、店の前に立った。

 

 店構え、そう広くはない。奥に作業場が見える。店内は飴飴している。べっこう飴、きなこ飴、げんこつ飴、七福神飴、新商品か、どういう意味か、わんわん飴もある。棒の金太郎飴はガラスケース入り。1本150円。下町情緒が残る東京みやげはこれと決め、ここは日本だしと、二本?買った。白い作業服のご主人、色々と話が聞きたかったが、一緒の仲間がいる。次の予定もある。切っても、切っても、同じ金太郎、どう出るか、いま、それが楽しみだ。

 

 

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2023年5月 5日 (金)

古代熱帯魚アロワナ

Img_3308_20230502084101 Img_3307 Img_3306_20230502084101 Img_3305_20230502084101 Img_3309 目が鋭く光って、ギョロっと。大きな魚で、ギョギョの目、これがまさにギョロメ?。大きな顎、口先に何か加えている。爪楊枝?木枯し紋次郎?のような。よ~く見ると、ヒゲが二本。細く触覚のよう。魚体は扁平で胴長。ウロコは大きくシルバー、幾何模様、艶々している。

 

 古代魚の一つ、アロワナだ。1億年前の「生きた化石」と言われる。東京・本郷まで行って、知人宅の水槽で初めて見た。体長70㌢はある。知人によると、飼い始めは10㌢ほど、餌やり1年でこんなに~と。千葉の専門店ラフレシアで購入、インドネシアからの養殖魚。希少種で「226」の登録番号。知人は「ニニム」と名付けて、毎日、餌よ!餌よ!、えさほいさっさ?だという。

 

 アロワナは淡水の熱帯魚。餌は肉食。コオロギ、ザリガニ、小赤という金魚、毛虫など。生きたのを水面近くまで来て、一瞬のうちにガブリという。自然分布域は南米・オセアニア・東南アジアと広い。体の色あい、餌を食べる迫力、飼育に人気という。中国では「龍魚」と呼び、富もたらす縁起物とか。知人宅のアロワナ、水槽の中、行って戻って、また行って、Uターンの繰り返し。ギョロメをむけ、好きなコオロギはまだかいな~と泳いでいた。

 

 

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2023年5月 4日 (木)

東大シンボルの赤門へ

Img_3281 Img_3289 Img_3292 Img_3293 Img_3295_20230501092501 Img_3298 Img_3299 Img_3300 Img_3304 門と言えば、何が思い浮かぶか。パリの凱旋門。寺で山門、三門、唐門、神社で追手門…。小説は芥川龍之介の羅生門。奈良なら、なんだい?、それは難題と考え、東大寺の国宝・南大門。大阪は市場で黒門。<こうもん>を漢字で、学校の校門、水戸の黄門、お尻の肛門…。

 

 まあ、悶々とするほどある。雨降る日、東京へ行って、東大の赤門。メトロ南北線の東大前駅改札口で知人夫妻と待ち合わせの約束。それならと早めに行って、赤門を見に行った。地下改札を出て本郷通り。雨が激しさを増す。宮沢賢治雨にも負けず、来たからにはで、傘を深く、足元見つめ一歩一歩。東大エリア、赤レンガ塀が長い。最初、農学部の門へきた。

 

 正面に格好いい大きなクスノキ「農正門」。次が本郷キャンパスの正門。左右対称、花崗岩は建築家伊東忠太設計という。門を入れば、東大紛争の安田講堂、漱石の三四郎池。案内板だけで、さらに歩いて、お目当ての赤門。朱塗り、加賀藩が徳川家の姫を迎え入れ、屋敷に造った歴史の門。加賀藩邸が丸ごと東大敷地になり、門は重文に指定、遺跡保存という。東大のシンボル、難関の象徴か、ピタリと門は閉ざされていた。入試、その問題が問題?。

 

 

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2023年5月 3日 (水)

だんだん麺の「はしご」

Img_3260 Img_3278_20230430081301 Img_3280 Img_3277 Img_3275 Img_3271 Img_3269 Img_3272 東京へ行けば、まず「はしご」と決めている。飲み歩きでなく、最初でも「はしご」は志那麺。漢字の店名は「橋吾」だが、意味はわからない。四川料理の辛さが特徴の担々麵で、それを「だんだんめん」と読ます。東京勤務時代にその辛さ具合の旨さを舌が知ってしまった。

 

 その日、東京は雨だった。GW前の3泊4日、荷物が重い。富岡八幡宮ある門前仲町のホテルへ荷物置いて、東西線、都営浅草線とメトロ乗り換え、新橋から「はしご」へ。銀座8丁目、菊池寛がいた昔の文春ビルは京都新聞東京支社。その前を通って、コリドー街からみゆき通りへ行き、制服で話題の泰明小学校前から入った。4年ぶりの東京も、足の記憶は確かだった。

 

 雨のせいか、並ばずに、すぐ一番左端のカウンター席へ。全体が見渡せる初めての席だ。「ごはんいりますか」~と聞かれるのは、変わりない。もちろん、いります。先にご飯が出て、沢庵を乗せて待つ。これも変わりない。「だんだん」という名のタンタン麺が来た。茶色くどろッとした汁。レンゲで口に入れた途端、ノドが痛っ!辛っ!。これ、これ、この辛さ。だんだんと慣れて、麺とチャーシュウとご飯が旨っ!。東京へ来たら「はしご」は外せない?。

 

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2023年5月 2日 (火)

たこ焼きは英語でどういう?

Img_3216 Img_2146 Img_2137 Img_3223 Img_3225 Img_3229 寿司は英語で「SUSHI」になっている。ラーメンは「ラーメンnoodle(ヌードル)」で通用する。それでは、たこ焼きはどうだろう。その答えが聞きたくて、出歩きでよく店前を通る京都市地下鉄東山駅近くのたこ焼き屋さんへ行って、イートインした。

 

 お店は「粉もん屋八」。本店は奈良にあり、奈良B級グルメ決定戦に優勝、奈良B級ランキング第1位の実績を掲げて、7、8年前に京都へ進出してきた。平安神宮からの帰り道か、三条大橋への行く道か、外国人観光客が店前で物珍しげに店員さんの焼く様子をよく見ている。多分、店員さんと英語で受け答えしていると思ったからだ。

 

 奥へイートインする前、しばらく店前で焼きよう見ていた。店員さん2、3人、若い。鉄板の穴に生地を埋め、タコを入れ、油粕もふりかけ、かたまり出すと、クルリン、クルリンひっくり返す。手際がいい。出来てソースか、醤油か、塩かで、醤油5個420円を注文して、店内へ入ってから聞いた。よく聞かれるのか、すぐ答えが返ってきた。「オクトパス・ボール」。タコのオクトパスと焼きあがりの丸い形でボールだと。私はそう知って、アイシー。

 

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2023年5月 1日 (月)

頭巾かぶり、薬師如来立像

Img_3122_20230424075501 Img_3131 Img_3132 Img_3134_20230424075601 Img_3137 Img_3135_20230424075801 Img_3149 その一千年に及ぶお寺の歴史、火災にあうこと9度もご本尊はいつも無事だったという。京都因幡堂、平等寺の薬師如来立像である。鎌倉時代の一木造り、重文。嵯峨・清凉寺の釈迦如来、長野・善光寺の阿弥陀如来と並ぶ日本三大如来。いま特別公開中、久々に拝見した。

 

 等身大の像。左手に万能の薬壷持ち、衆生をすくう右手を上げ、静かに眼を閉じたお顔が優しい。どうして、火災のたび、難を逃れたのか。台座に車輪、背に縄ロープ…、火災一報で、像を仰向けに倒して、一番に引っ張り出していたから~という。頭の四方に房のある帽子ようの布は、そのときに頭をお守りという。その写真が案内の立看、パンフに出ている。

 

 いつもの歩き、七条通りから不明門通りを上がった。不明門、アケズと読む。仁丹の昔の地域名表示、不明門にルビ付き。六条通り、五条通りを越え、不明門通りの突き当りがお寺。平等寺は高倉天皇の命名で、不明門通りの名もその絡みらしい。因幡堂の名も、ご本尊が因幡の海から救い出されたからとか。なにせ千年、お寺の由来は多い。因幡薬師とも言うご本尊、本堂の須弥壇から移って収蔵庫で拝見した。防火対策完備、あの頭の布はなくなっていた。

 

 ※ 因幡堂平等寺。真言宗智山派。烏丸松原東入ル、因幡堂町。因幡堂縁起(重文)によれば、997年(長徳3)橘行平が国司の任を終え帰国の途中、夢で海中から薬師如来を引き上げ、祀ったのが寺の起こりという。十一面観音など重文仏像多く、収蔵庫には、明治の画家・鈴木松年の仁王像図も。 ※ 平等寺の特別公開は5月7日まで。

 

 

 

 

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