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2023年4月 6日 (木)

国宝・親鸞上人

Img_1427Img_1423Img_1421 Img_1425Img_1433  ことし生誕850年を迎えた親鸞上人、どんなお顔だったのか。特別展開催の京博へ行って、国宝のお顔を見た。鎌倉時代に流行った似絵(にせえ)に描かれた70歳ころ、本人そっくりと伝わる。肩はいかって、口元小さく引きしまって、目元鋭く~親鸞上人だった。

 

 親鸞上人、浄土真宗の宗祖である。西本願寺、東本願寺、仏光寺など、真宗は全国に10派、信者さんは全国で1500万人と言われる。そのお寺さんが展示協力の特別展。親鸞直筆、教行信証、歎異抄など国宝11件、重文75件含むゆかりの名宝180点。おりからお西さん、お東さん各寺院で、生誕を祝う法要が続き、特別展にはバスツアーなど鑑賞が相次ぐ。

 

 国宝のお顔は、3階から始まった展示の最後の最後、1階だった。親鸞揮ごうの6字名号「南無阿弥陀仏」と隣り合う。説明によると、真宗中興の祖・蓮如が愛知県安城市のお寺にあった似絵を正本と副本、二つの肖像にし、山科本願寺に置き、時が流れて、いまは西本願寺の奥の奥、そう公開はないという。今回は会期の最初1週間に副本、最後の1週間に正本の展示。看板、チラシに写真だが、会場で副本の国宝・親鸞上人まじかに~だった。博物館庭園、ロダン像へ行き、親鸞上人を考えた。

 

 ※ 親鸞上人(1173-1262) ※ 特別展は5月21日まで。

 

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