「圧巻」とメール届いた國府克展
彫刻家の知人から「行かれたとは思いますが、圧巻でしたね」とメールが届いた。日本画の國府克さんの回顧展のことである。國府さんを知らず、もちろん行かず。圧巻の二文字に「行って見ます」と会場も確認せず返信して「園部の南丹市文化博物館です」と追信が届いた。
メールの翌日、朝一番に行った。遠いなあ~だったが、行くと返信している。それに好きな絵画、加えて圧巻という。JR快速、サッカーJ1入りサンガの亀岡をすぎ、各停になって終点の園部駅へ。もう何年もきていないけど、京都駅から40分、遠そうで近い。駅西口から歩き25分、開館から25年という南丹市文化博物館、道順聞いても、あまり知られていない。
市役所、園部城、園部高校の近くと聞けば、わかり良かった。地元の八木町出身の國府克展は2月からの春季特別展。入館料はええッと思う310円。八木から日吉丘高校日本画コース、堂本印象門下生、特選数々…、ふるさとでの画歴集大成の120点が1階から2階へ。人物、風景、山、北海道、インド、チベット…最後は富士山また富士山…。どの絵にも足が進まない。圧巻!。絵に心がある。熱量がある。会場撮影不可も図録は千円。展覧会は値段ではない。
※ 國府克(1937~)。現在、新幹線新富士駅近くにアトリエを持つ。 ※ 展覧会副題は「山の魅力に惹かれて」。5月7日まで。
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