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2023年4月12日 (水)

生菓子「貝合わせ」

Img_2154 Img_2179_20230411073401 Img_2162_20230411073401Img_2172_20230411073801 Img_2170Img_2169_20230411073801 Img_2165_20230411074101 Img_2163 Img_2205 Img_2206         早かった桜の開花に合わせてか、初夏への移ろいがだいぶ早そう。日々あてもない出歩き、もうキリシマツツジにヤマブキだ。赤と黄色が眼にしみて、さらに歩いて、こんどは藤棚に紫色のフジが垂れ始めている。早い。戸惑うような季節のスピード、どうついて行くか~。

 

 東山の馬町から歩き始め、大仏殿跡公園で一服して、豊国神社抜け正面通りから鴨川へ出る。好きな裏道の歩きコース。大仏殿跡公園は季節の花がよく咲き、いまは遅咲き、サトザクラのピンクが濃い。鴨川の手前、川端通りまで来て、創業が慶応元年という京菓子の老舗「甘春堂」。この前は、品切れだった春の季節限定、桜あん入り「貝合わせ」を思い出した。

 

 平安貴族の遊びをヒントにした生菓子だという。合わせる貝はハマグリ。その手は桑名のハマグリ、三重から取り寄せて、品切れ回復という。どんなんかいなあ~と、税込み465円で一つ買った。近くの藤棚の下、ベンチに座って、貝の蓋を外した。表面が葛と蕨で、ツルリとしてガラスのよう。中に淡い色の桜あんだ。開いた片方の貝蓋でえぐるようにちぎり、ちぎり…。弾力さ、ほんのりさ。雅な甘さだ。食べ終わって貝の蓋、さて、どうするかい?。

 

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コメント

私もそのあたりは好きで、よく歩きます。
12日(水)から京都髙島屋7Fグランドホールで「日本伝統工芸展・近畿展」が開催されています。平成8・9・10年生れの方をはじめとして若い新しい人の受賞が目立ちます。  是非、展観頂き「洋洋日記」に載せてください。

手が空いた時に電話ください。

投稿: 安田金久 | 2023年4月13日 (木) 11時25分

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