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2023年4月

2023年4月30日 (日)

南丹市の園部公園を歩く

Img_2961 Img_2963 Img_2982 Img_2965 Img_2969 Img_2954 Img_2985 Img_2986 Img_2988 Img_2990 Img_2991_20230422105901 Img_2915_20230422103901 そうか、そうか、カワセミか。何とも大きなカワセミ、公園のシンボルモニュメンという。合併で美山、日吉、八木と一緒になった南丹市の中心、園部で開催の展覧会へ行って、かつて城だった公園内をぶらり歩いた。これはナニと見つけた木像は色のないカワセミだった。

 

 京都府の園部と言えば、何だろう。政治家なら元官房長官、野中広務さん出身地。自然なら京大の芦生林、ハイキングコースでるり渓を思い出す。大雨で水量調整のカギを握る桂川にかかる巨大な日吉ダムもある。人口は減って3万5千、面積は京都府では京都市の次に広い。ぶら歩きの公園の城、但馬出石から移封の小出吉親が初代藩主だった園部城址だという。

 

 標高173㍍の小麦山の山麓の公園。周辺は市役所、図書館、地元出身画家、國府克さん回顧展会場の文化博物館、国際交流会館など…ずいぶん広い。公園の歩き、カワセミだけでなく、獅子、虎、象、熊、猿の石像が出てくる。サクラも咲き、市民憩いの場のようだ。園部城の櫓門は、そのまま園部高校の校門。バス停の園高前、復元天主閣が見える。もう一つ、菅原道真を生存中に祀って、その由来から「生身」と冠がつく生身天満宮も。カワセミ像からの歩き、園部の一端、すこし知る。

 

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2023年4月29日 (土)

新聞がライオン、犬、猫に~

Img_3039_20230423075001 Img_3048 Img_3041 Img_3051_20230423075101 Img_3072_20230423075101 Img_3073_20230423075201 Img_3074_20230423075401 Img_3078 Img_3080 Img_3088_20230423075501 丸めて、ちぎって、きって、はって、両面テープも使って、古紙回収前の古新聞でライオン、犬猫、ラッコなどをつくる「新聞紙アーティスト」だという。お名前が「なんめんよしこ」さん。使う新聞が、1面か、3面か、広告面か~それで、「なんめんよしこ」さん?。

 

 自宅購読の朝日新聞、古紙の出す前に記事を読んだ。「新聞紙で動物 吹き込む命」の見出し。京都版の21面、なんめんさんの写真が作品と一緒に写っている。9年前、愛犬づくりから始め、もう100体。海外でも評価という。京都市美術館と近くのギャラリーで作品展示中と出ていた。ネット時代、購読者が減る新聞、変わりよう気になり、二つの展示会場を回った。

 

 京都市美術館では、様ざまなジャンルの作品の中で、なんめんさんは新聞アートの「鳳凰」。羽根を縦横に広げ、新聞とは思えず、ホオッ!?。新聞でも、目をさらにすると、断片的に活字が見えた。世の中、中外、夢…。もう一つのギャラリーでは、座れるライオン、孔雀など古新聞が生き返っている。ギャラリーで聞くと、なんめんさんは「南面由子」さん、お寺の奥さん。檀家少なく、昼は勤め、夜に制作とか。新聞離れ、読む新聞は作る新聞へ、価値の再発見!。

 

 ※ 南面さんのお寺、京都市伏見区竹田、北向不動院。 ※ 作品は絵具など使わず、色は広告面を使用。白い部分は株式面。ネット検索で、エルミタージュ学芸員が評論している。 ※ 市美展は終了、東山二条東かど「アートスペース柚」では30日まで展示。

 

 

 

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2023年4月28日 (金)

「圧巻」とメール届いた國府克展

Img_3000 Img_2920_20230422071901 Img_2919_20230422071901 Img_2943 Img_2940_20230422072101 Img_2941 Img_2936 Img_2924 Img_2926_20230422072001 彫刻家の知人から「行かれたとは思いますが、圧巻でしたね」とメールが届いた。日本画の國府克さんの回顧展のことである。國府さんを知らず、もちろん行かず。圧巻の二文字に「行って見ます」と会場も確認せず返信して「園部の南丹市文化博物館です」と追信が届いた。

 

 メールの翌日、朝一番に行った。遠いなあ~だったが、行くと返信している。それに好きな絵画、加えて圧巻という。JR快速、サッカーJ1入りサンガの亀岡をすぎ、各停になって終点の園部駅へ。もう何年もきていないけど、京都駅から40分、遠そうで近い。駅西口から歩き25分、開館から25年という南丹市文化博物館、道順聞いても、あまり知られていない。

 

 市役所、園部城、園部高校の近くと聞けば、わかり良かった。地元の八木町出身の國府克展は2月からの春季特別展。入館料はええッと思う310円。八木から日吉丘高校日本画コース、堂本印象門下生、特選数々…、ふるさとでの画歴集大成の120点が1階から2階へ。人物、風景、山、北海道、インド、チベット…最後は富士山また富士山…。どの絵にも足が進まない。圧巻!。絵に心がある。熱量がある。会場撮影不可も図録は千円。展覧会は値段ではない。

 

 ※ 國府克(1937~)。現在、新幹線新富士駅近くにアトリエを持つ。 ※ 展覧会副題は「山の魅力に惹かれて」。5月7日まで。

 

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2023年4月27日 (木)

泳がし鯵、丸まるの造り

Img_2805 Img_2817 Img_2814 Img_2815 Img_2822 Img_2824 Img_2826 つい、さっきまで水槽でスーイスイだった鯵さん。目がまだ生きている。尾っぽもぴ~んと跳ね上げている。時おり口をパクパク開ける。何か言い残すことがあるのだろうか。うまいよ、心してどうぞ!~とでも、言いたいのだろうか。切り刻まれた身はつやつやしている。

 

 にぎり寿司の長次郎さん。回る寿司は回る寿司でも、ワンランク上かな。歩き、好調な阪神タイガース。どこだったか、ウインドウの虎また虎のマスコット人形、写真撮りして、長く無沙汰の長次郎さん。「あれ」期待で、ちょっと高めも、景気づけに入って、泳がし鯵が丸まる一匹乗った長次郎盛り。店おすすめ。マグロ赤身、ハマチ、鯛、海老も一緒している。

 

 小皿に醤油と山葵。かなり細かく切り刻まれた鯵の身。痛かったかのでは~と、まずひと切れ、鯵身の味見。これ、洒落が効いている。トロっとした脂のりよし、ほんのりした甘味もよし…これは旨い。さすが、店のおすすめ。どこで泳いでいたのか、カウンター席のずっと向こう、大きな鯛がどうダイ!と泳いでいる水槽が見える。そこにいたようだ。店のサービス、骨は唐揚げに~という。カラカラになった骨、ぜんぶバリバリ…、食品ロスはない!。

 

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2023年4月26日 (水)

いま、京都は国際写真祭、開催中

Img_2846Img_2844Img_3246Img_2842Img_2783Img_2499_20230421073901Img_2510Img_2496_20230426062301Img_2520Img_2522 新緑のこの季節、京都市内を歩くと、どこかで写真と出会う。大規模な京都国際写真祭、もう始まっている。商店街、お寺、ギャラリー、古民家…町じゅうがフォトフォトしている。各国の著名な写真作家が自慢の作品を出しあい、ぶら歩き、ええっ!こんなところでと見る。

 

 去年の10回記念のテーマは確か「ONE」。一つ、始まり、犬=ワン?。ことしは~とHPを見ると、ボーダー、境界線。自分がつくるのか、他人か、境界線は見えるのか、それは守るべきものなのか~と写真で問いかける。三条から四条へ、京都寺町商店街のアーケードに写真が吊り下がっている。相撲、指と手、顔…、フリーな作品展示、境界線は感じない。

 

 河原町ぶらり、丸善が入る複合ビル前。建仁寺塔頭・両足院で開催のこども写真を披露して、市内の展示会場案内している。雨の日、歩数稼ぎ兼ねて、京都駅ビルで傘なしの歩き。東側7階へ行って、世界の子どものポートレート作品。大きな四角なルービックキューブみたいな箱に写真の貼り付け。作家は各国回って、大きくなったら何になりたい?と問いかけ、子どもの写真を撮ったと。展示会場のそばに駅ピアノ、ソナタ、アナタ?。ここに境界線はない。

 

 ※ 京都国際写真祭は5月14日まで。
 

 

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2023年4月25日 (火)

「ツキヌキニンドウ」

Img_2755_20230420074101Img_2767Img_2773Img_2772_20230420074201Img_2771Img_2777 こんな花、植物園にもあったかな。あっても、見逃しているのかなあ。花の形がなんとも面白い。小さくて赤い。筒状のラッパ型だ。例のスマホ、googleレンズで調べると「ツキヌキニンドウ」と出た。漢字では「突抜忍冬」だという。どうして、そういう名前なんだろう。

 

 歩き、円山公園から平安神宮への神宮道。法然さん浄土宗開宗850年、知恩院山門に大きな祝い幕あり、写真とって、青不動の青蓮院へ行く道すがら、この「ツキヌキニンドウ」である。養護施設、社会復帰の照道窯窯元の塀からツルが伸びて、花を咲かせ始めている。北米原産、明治はじめに日本へ入って来たスイカズラの一種だという。足を止め、しばし観察した。

 

 名前は誰がつけたのか。植物博士、朝ドラ「らんまん」の槇野万太郎こと牧野富太郎さん?。ウイキペディアに命名者までは出ていない。この花の、ツキヌケの突抜は、葉の真ん中から茎が突き抜けていて、ニンドウの忍冬は、冬寒くなっても落葉せず、耐えるからという。学名は「ロニセラ」。別名は「トランペット・ハニーサックル」。花は初夏から秋までの長い間、ラッパになって咲き続けるという。ここでは塀ぎわ、人が通るたび「パンパカパーン、パンパカパーン」?。

 

 

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2023年4月24日 (月)

四川料理のマーボ豆腐

Img_2293 Img_2277 Img_2275 Img_2278 Img_2286 Img_2288 Img_2287  中華料理、なぜか無性にマーボ豆腐が食べたい。大津の居酒屋スタンド林屋で出て、これはこれで辛さ加減がよかった。餃子の王将でも単品で一度、これはう~ん。やっぱり、四川料理の本場のマーボ豆腐が食べたい。陳健民さん、陳健一さんの流れを組むマーボがいい。

 

 ラーメン、餃子は中華料理か、日本料理が、それがややこしい。中国行って、それ注文しても同じのはない。日式と言われ、日本人にあうようジャパン化している。中国料理と言っても、広東あり、北京あり、四川あり。その何が好みか?二つなら、四川の「青椒肉絲」と書くチンジャオロースと白いご飯と相性がよくて、辛さがピリっとくるマーボ豆腐だ。

 

 いま、それが食べたい。どちらも四川出身の陳健民さんが日本人にあうよう考えたという。東京勤務時代、赤坂の四川飯店で、視線は気にせず、お金気にして一度か二度。あの、陳さんのマーボ豆腐が食べたい。京都ANAホテル地下、蜀江(しょっこう)は四川で、陳さん三代目、陳健太郎さんが嘱託という。ランチでチンジャオもマーボも。これこれ、これやがなと口が喜んだ。マーボと白ご飯。ご飯にマーボまぶすか、逆にマーボにご飯か、それが悩ましかった。

 

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2023年4月23日 (日)

丸善で「古墳のカタチ展」

Img_2244_20230413073201 Img_2264 Img_2250 Img_2252Img_2263 Img_2247 Img_2248 Img_2260_20230413073201 Img_2262 〇に▢、〇と〇、前が▢で後ろが〇、帆立貝型…。これ、様々な古墳のカタチである。△はないか。いやある。エジプトのピラミッド、あれは△形の古墳。京都河原町の大型書店、丸善へ行って、地下2階で初の「古墳のカタチ展」開催。どんな展覧会か、コーフン?する。

 

 「善」は、で広い。梶井基次郎著作の「檸檬」に登場の書店。一度消えたが、ジュンク堂がその名を継いで復活した。梶井の「檸檬」は平積み、本物のレモンが飾ってある。河原町蛸薬師を上がって、複合施設BALの地下1階と2階。洋書など軽く10万冊は売っている。行った日、村上春樹6年ぶり長編「不確かな壁~」の発売へあと2日のカウントダウンだった。

 

 広い書店内は、歩きの穴場。一日一万歩、本見ながら自然と歩数が稼げる。地下2階ひと回り、写真撮影可と出ている「古墳のカタチ展」へ。主催は奈良市在住のフクトク・クニオさん。脱サラして椅子張り替え創業。「古墳にコーフン協会」会員になり、古墳型クッションをつくっている。前方後円墳の仁徳天皇陵など各地の古墳を紹介し、そのカタチのクッションを展示販売。いま、わかっている古墳のカタチは16の墳形とか。その展示の墳形、ふ~ん、ふ~ん、ナルホドと見た。

 

 ※ 国内最大数の宮崎の西都原など九州から本州へ、古墳は16万基といい、墳形は前方後円が多いという。  ※ 展示は終了か。

 

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2023年4月22日 (土)

親鸞生誕850年の景色

Img_2532 Img_2593 Img_2535 Img_2608Img_2553Img_2591_20230422062101 Img_2587 Img_2589 Img_2537 Img_2603_20230417082601 Img_2607 Img_2613 Img_2615 Img_2623 旗、ピンクと緑と青と何本もハタハタしている。バス、他府県ナンバー何台もとまりバスバスしている。本願寺派のお西さん、大谷派のお東さん。浄土真宗を興した親鸞さま、生誕850年のお祝いが続く。慶祝、慶賛の行事ぶり、それぞれにどんなかなあ~と見に行った。

 

 まずは法要、そうよ。親鸞さん祀る御影堂参拝、ナムアミダブツ…。お西さんのキャッチは「ご縁を慶び、お念仏とともに~」。慶祝幕はとびきり大きく、五色で彩る。寺紋は真宗10派それぞれ。蔦か、橘か、笹か、藤か、寺紋の地紋はナニと自問?。親鸞さまの「鸞」は、想像上の鳥、羽が赤くて鳳凰の一種。そうだったのか、改めてホオッ!の学びがある。

 

 親鸞さまイラスト、お西さんは眉毛が白く、お東さんは濃い。親鸞さま、年齢がわかる?。お西さんポスターは国宝唐門イメージ。お東さんのキャラクターはライオン、「鸞恩」と名づけ、親鸞ご恩忘れず。イベント、濠に竹のモニュメント、いつどう叩くか火炎太鼓。どう笑わすか、落語会。国宝飛雲閣でお茶会など。共通は境内、物販の大テント。京博で親鸞展、南座の演劇は若き日の親鸞…。様々な趣向、親鸞生誕850年祝いは、いよいよ佳境のGWへ。

 

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2023年4月21日 (金)

またも行った植物園

Img_2735_20230419090501Img_2715_20230419090401Img_2714_20230419090401Img_2709Img_2697Img_2652Img_2649_20230419085701Img_2675_20230419091701Img_2681Img_2690_20230419090001 Img_2701Img_2664Img_2693Img_2696Img_2656Img_2657Img_2716_20230419090401 橙色のポピーだ。雄しべも雌しべも、芯から写っている。大きなボタン。燃えるような赤とピンクだ。芯の芯まで真から見える。白いツツジ。にゅっと芯から出たヒゲ雌しべが可愛い。エキウム、白い宝石をちりばめたよう。花のアップ撮り、どれもみな芯からいいな?。

 

 ちょっと時間があると、ちょっと行きたくなる京都府立植物園。もう今年は何度目になるのか、また行った。行ったら、行ったで、これも、あれもと写真撮り。春から初夏へ、いま旬の花々をマクロ撮りし、離れて俯瞰撮りもして、彫刻とコラボ撮りし、描いて人の絵をそっと撮りして、時間を忘れて、園内ぶらりぶらり。歩き撮った写真をパソコンに移し眺めて~である。

 

 園内の彫刻。曲目はラ・クンパルシータか、タンゴを踊るダンス像など7、8体ある。観覧温室前に裸婦像。タイトルは、ひらがなで軽くても「おもい」。ソテツと青い空をバックに一枚、いいポーズ。旬のフジ、芝桜と色がマッチ。樹木の水彩画、初夏が匂う上手さ。メタセコイヤから梅林へ、陽が差し込む。ここは好きなところ。決まって写真を撮る。クスノキは、青葉若葉で空高し。植物園はいつ行っても、これもあれもと、撮ってしまう。いま、植物園は初夏!。

 

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2023年4月20日 (木)

こんどはラーメン屋さん

Img_2243 Img_2225 Img_2224_20230412072201 Img_2226_20230412072201 Img_2229_20230412072201 Img_2234_20230412072601 Img_2239Img_2237_20230412072601 Img_2240 昼も夜も通りに人波は切れないのに、なぜかお店がよく変わる。4、5年前は寿司屋、次は丼専門店、そのあと韓国料理で、去年暮れからラーメン店になった。京都の繁華街、河原町蛸薬師西北かど。店前は交差点、信号で人は立ち止まるし、これほど商いに良い場所はない。

 

 こんどのラーメン屋さんはどうだろう。店名は「祇園ラーメン」。味噌ラーメンなどで全国的に名を挙げた竹麓舗(たけろくすけ)さん監修という。赤いバンダナ、腕を組んだ竹麓舗さんの似顔絵看板が店前に二カ所も出ている。店名は河原町でも「祇園」とつけている。南側はドン・キホーテ、向かい側に丸善が入る複合ビル。ラーメン久々、どうかなと入った。

 

 カウンター席、お冷と一緒にQRコードが出た。手持ちのスマホでQRコードからラーメン選んで注文という。時代とは言え、びっくりでア~ル?。店内のカベ、三条大橋の写真がア~ル。京都らしさ演出でア~ル。牛塩ラーメンが人気と聞き取りしたが、京野菜ラーメンにクリック。昼どき、カウンター8席がほぼ埋まった。ラーメンの京野菜、筍に人参、ピーマンに小芋…麺は堅め、出汁は塩…でQR。開店4か月、これから先が気になる。がんばれ!。

 

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2023年4月19日 (水)

道の駅前は、義経元服の地

Img_2376Img_2366 Img_2368 Img_2375 Img_2350_20230414074401 Img_2351_20230414074401 Img_2382_20230414074701 Img_2354 Img_2370 Img_2372 Img_2392 牛若丸、遮那王から義経へ、元服の地はここだという。鞍馬寺から奥州への東下り、その旅の初日、16歳のとき。ここは近江の竜王町、鏡の里。当時の東山道、江戸になって中山道、いまは国道8号ぞい。近江鉄道バス、道の駅竜王かがみの里のバス停の真ん前である。

 

 どう行くか、それがややこしい。車の運転免許は返上している。竜王町は隣りの日野町と同じ蒲生郡。平成の合併、していない。人口1万5千、ダイハツの工場、名神竜王インターなどある。車ならカーナビでスイスイかも~だが、JRで行くと近江八幡駅からバス。南口か、北口か、そこから悩んで、バス路線はあるか、あっても何時にあるか、ないか、悩みは多い。

 

 それでも行った。北口からのバス路線、昼は美松台経由がない。ほかの路線、途中の竜王口で降り、国道8号を歩いた。黄砂の日、その濃さ?より、大型トラックを気にして、義経元服の地へ。道路沿いにノボリ、看板が目立つ。泊まった宿跡の石碑、前髪落とし水面に顔を映した池、初めての烏帽子を掛けた松など。道の駅へ入って、そこに元服に使った底板だけ、黒くなったタライの写真、画家さん描いた元服の絵…、義経ドラマの始まりは、そこから、ここからと見た。

 

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2023年4月18日 (火)

藤棚のフジは~

Img_2448 Img_2449 Img_2457_20230416082901 Img_2460_20230416082901 Img_2492 Img_2472 Img_2475 Img_2465_20230416083001 Img_2469 Img_2526 あの藤棚のフジ、垂れ下がりは伸びたかな。日々歩き、どうだろう、どうかな~と気になる。歩きコースの藤棚は2か所。秀吉の朝鮮出兵、持ちかえりの耳(鼻)供養の耳塚公園と鴨川沿い川端正面の藤棚広場。咲き始め、垂れ始め、今年は早かった。もう下げどまり?かな。

 

 ぶら歩き、1万歩の歩数も目標だけど、物事発見もテーマ。いまは春の草花。見つけては、デジカメ撮りしている。日によって、そんな花、こんな花、あんな花に興味がいく。藤棚のフジも見るたび、変化がある。紫が濃くなり、密になり、垂れ下がりが進んでいる。立ち止まって、あっちからこっちから写真撮り。花言葉は「偉ぶらない美しさ」。それ、いいなあ。

 

 鴨川の正面橋を渡って高瀬川沿い。両岸、花のデパート。アヤメ科のシャガ。写真はしゃがんで撮る。黄色い模様がいい。名残りの花はツバキにサクラ。ベルのような紫花はナニとgoogleレンズ。ヒヤシンス科のシールと知る?。春へ先がけたユキヤナギに代わって、コデマリ。白いツブツブ、手毬のよう。花言葉の一つに「努力」。大事なことだ。可愛いヒナギクは、ガーデニング初心者向きと。何事も始めあり。草花発見歩き、朝ドラはいま、牧野富太郎。

 

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2023年4月17日 (月)

「リュイユ」って?

Img_2111_20230415080701 Img_2060_20230415080201 Img_2053 Img_2056 Img_2062_20230415080201 Img_2079 Img_2083_20230415080501 Img_2091_20230415080601 Img_2097_20230415080601 Img_2102_20230415080701 Img_2095_20230415080601 Img_2104_20230415080701 Img_2106 「リュイユ」って、何だろう~と行った。京近美での特別展。フィンランドの伝統的な織物を「リュイユ」というらしい。毛足の長いウール作品。ダベストーリーや敷物などが色彩豊かに展示されている。日本では初公開という。その「リュイユ」とやら、留意?して見た。

 

 いつも行く常設展の4階である。テキスタイル「リュウイ」に関連してか、同じ4階は、その前に「いとへんの仕事」をテーマにした展示だった。刺繍されたマスク、ぶら下がったマスク。コロナ禍、喜びと恐れのマスクという。ビデオでミシン織のシーンも。会場は静か、シーンとしている。展示になぜかガードル吊るし。作品意図、隠されたアートとか。糸へんの仕事、それがいとおかし?。

 

 「リュイユ」に関連して、さらに画家作品が工芸意匠で展示。馬の坂本繁二郎、子ども絵の藤田嗣治、建物風景の岡鹿之助…、羊毛やゴブラン織りという。やっと日本初「「リュイユ」展会場へ来た。コレクターの名前、近くで読んでも、そばで見ても「トゥオマス・ソパネン」さん。18世紀から現代まで「リュイユ」を集めに集めて650点、その変遷がわかるという。その作品は、ゼブラ、炎、魚、砂時計、石庭…、敵味方の見方を知ってテキスタイル?。

 

 ※ 「リュイユ」展は4月16日で終了。

 

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2023年4月16日 (日)

文化庁京都祝う書「前途洋々」

Img_2208Img_2209 Img_2210Img_1869Img_1871Img_1878Img_1879 Img_2211_20230411191801 毎夜毎夜、京都駅ビル大階段を輝かす光のアート。文化庁の京都業務はじまりを祝って、「前途洋々」の書文字が浮かび上がった。書道家、小峰鳳外さんがステージパフォーマンスで書き上げた作品。駆け上がり大会もある171段もの階段、下から見上げた。

 

 小峰さんが7歳から書を習ったという師、田中心外さんを知っている。田中さんは日展などの定型書でなく、現代の書は何かと、鞍馬寺にこもり研さんを重ね、フランスのリヨンなどで音楽書道も行い、新しい書の道を究めた。亡くなり10年以上だが、鞍馬寺の長さ7㍍の表札に寺名の筆跡が残っている。弟子、鳳外さんの外は、心外さんの外を受け継いでいる。

 

 大階段は駅ビル4階南ひろば。このところ、新幹線が見え、人口芝ベンチのウッドスクエアへよく行き、その歩き流れで「前途洋々」を知った。清水六兵衛さんの赤い現代彫刻「朱甲舞」の隣、小峰さんの写真など説明の掲示板が出ていた。光アート点灯はまだ明るい午後4時からだ。夕方、大津駅前で懇親会のおり、時間に合わせて行った。円山公園、平野神社など桜名所紹介のあと「前途洋々」の文字が鮮やかに浮かび出た。文化庁京都の船出、幸先よし。ようそろ~!。

 

 ※ 「前途洋々」の浮かは4月10日で終了。

 

 

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2023年4月15日 (土)

かたぱん屋さん

Img_1820 Img_1831 Img_1823 Img_1824_20230408073001 Img_1826 Img_1833  それはかたい。ホットケーキふう、それがかたい。手では割れない。金づちで叩き割って、ひとかけら、口へ~。だんだん、柔らかくなって、甘味が広がって、ふにゃふにゃなって、うまい。また、もうひとかけら。口に中、おなじように、うまい。これ、かたぱん屋さんのかたぱん!。

 

 お店は京都駅八条口から東へ、東へ、河原町かど。歩きで5分。JR跨線橋のそば、人気のラーメン屋さんに近い。秋には京都市芸術大学も洛西から引っ越してくる辺り。炭火おこしての鉄板焼きは、まるぱん、さんかく。かたぱんは、焼いたまるぱんを乾燥室でひと晩寝かせて、カチカチにして、かたぱんという。幕末から創業の亀井商店、店主は4代目に入っている。

 

 夕方の読売テレビに登場だった。町ぶら、カーボーイハットのコメディアン増田さんが京都駅南側を歩いて見つけた。テレビを見て、なんか、面白そうだし、出歩きで行った。娘さん入れ家族経営。注文あってから焼き始める。さんかくとまるぱん、それに手土産用にかたぱんを頼んだ。焼けるまで、おっちゃん、おばちゃん夫婦と10分ほど団らん。「テレビに出て、わっと客ふえたけど、いまは元に~」と話ぶりは柔らかい。そうはない、かたぱんの、そのかたさ、京都駅裏の隠れ名物にまちがいない。

 

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2023年4月14日 (金)

万葉ロマン「蒲生野」はどこ?

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 行ったとこ、行ったとこ、広い。千五百年ものむかし、天智天皇一行が狩猟と薬草摘みに来た蒲生野。歩いて、歩いて、また歩いて、田畑がずっと広がる。いまも建物見えず、あったのは、イチゴ栽培のビニールハウス。万葉の森の船岡山、古墳の雪野山公園、竜王町の妹背の里、蒲生のあかね古墳公園…、どことも「ここが蒲生野」と、万葉ロマンの地と記す。

 

 近江の湖東平野に戦国武将・蒲生氏郷の日野町などは蒲生郡だが「蒲生野」地名ではない。蒲生野温泉、蒲生野トレイルなども地名ではない。諸説の「蒲生野」は、日野町、蒲生町、八日市市、近江八幡市、安土町、竜王町などが「蒲生野」だという。訪ね歩いた所、その証しに~あかねさす…~の額田王と~紫草の…~の大海人皇子二人の歌碑、銅像、顔出し看板があった。近江鉄道、近江バスに乗って歩いての「蒲生野」、いまも悠久にして、そのナゾ遥かなり。

 

 ※ 歩き写真撮りの「蒲生野」は順不同。

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2023年4月13日 (木)

モーニングフェイス

Img_0429 Img_0780 Img_1893 Img_1804 Img_1129 Img_1553 Img_1203_20230407073201 Img_1416 Img_1482 Img_1270 Img_1127 Img_1415   おはようございます!。「は~い、グッドモーニング」。元気ですか!。「は~い、元気です」。朝ご飯していますか。「は~い、ブレックファーストしています」。朝の顔どうですか。「は~い、よう聞いてくれました。モーニングフェイス、OK、OKです」。

 

 顔づくり、進歩しましたか?「は~い、すこしバージョンアップしました」。顔はいつも単純でしたね。「は~い、シンプルイズベスト心がけていますたい」。それでバージョンアップのほどは?「は~い、具材の変化でしょうか」。その、最初の、は~いは、もういいです。「は~い、はい。わかりました。イエスサー」。それでは、具材の説明よろしく。

 

 「はい、はい。いや、失礼しました」。またあ~、困りマンモス?ですね。「マンモス?ダじゃれですか」。いや、こちらも、すみません。モーニングフェイス、進みませんねえ。「ホント、困りマンタロウです」。元に戻って、具材説明をお願いします。「はい、はい。こう言わんと調子が出んとです」。イエスサー。「いつもの蜜柑、玉子に新しい具材はコンニャク、干しぶどう、どんこ椎茸などです。まあ、朝の写真を見て下さい」。イエスサー。   

 

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2023年4月12日 (水)

生菓子「貝合わせ」

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 東山の馬町から歩き始め、大仏殿跡公園で一服して、豊国神社抜け正面通りから鴨川へ出る。好きな裏道の歩きコース。大仏殿跡公園は季節の花がよく咲き、いまは遅咲き、サトザクラのピンクが濃い。鴨川の手前、川端通りまで来て、創業が慶応元年という京菓子の老舗「甘春堂」。この前は、品切れだった春の季節限定、桜あん入り「貝合わせ」を思い出した。

 

 平安貴族の遊びをヒントにした生菓子だという。合わせる貝はハマグリ。その手は桑名のハマグリ、三重から取り寄せて、品切れ回復という。どんなんかいなあ~と、税込み465円で一つ買った。近くの藤棚の下、ベンチに座って、貝の蓋を外した。表面が葛と蕨で、ツルリとしてガラスのよう。中に淡い色の桜あんだ。開いた片方の貝蓋でえぐるようにちぎり、ちぎり…。弾力さ、ほんのりさ。雅な甘さだ。食べ終わって貝の蓋、さて、どうするかい?。

 

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2023年4月11日 (火)

和リンゴ?姫リンゴ?

Img_1983 Img_1985_20230409080801 Img_1993 Img_1995 Img_1996 Img_1998 Img_1999_20230409081001 Img_2007 Img_2012_20230409081101 Img_2022_20230409081101 Img_2025_20230409081401 Img_2026  木の白い花はなんだろう。背丈は3㍍、可憐な小さな花を枝先に一杯つけている。建仁寺の西門前。境内を通り抜け、大和大路へ出る手前だ。ついこの前までは近くに椿だったが、今は、白い花が咲いている。スマホのググールレンズでは、なんと出るのか、調べた。

 

 建仁寺、いつも八坂通の南門から。最初に塔頭の霊原院。江戸の絵師・海北友松の龍図を見せる特別公開中だ。掃き清められた研修道場、石畳の参道にシャクヤク。おおかた、咲き終わりのよう。境内の栄西茶碑前の八重のシダレも色が薄い。今度は法堂のボタンの番だ。赤白ピンクと競うように咲き出している。通り抜け花々をみて、最後に白い花、はじめまして~。

 

 咲いている時、歩き通らずか、いままで知らずだった。ググールレンズで写すと、「ワリンゴ」と出た。青森や長野の西洋リンゴに対する和リンゴ。寒冷地でもないし、ググールレンズでも勘違いはある。さらに調べると、花がよく似た「姫リンゴ」では~と。花弁は5枚、つぼみは薄いピンク。バラ科リンゴ属。秋に小さな赤い実が成るという。鴨川へ出て、遊歩道にモジャモジャの赤い花、これはベニトキワマンサク。洒落ると、満開の時はマンサク?。春が行く。

 

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2023年4月10日 (月)

額田王と大海人皇子

Img_1570_20230406082201Img_1579 Img_1583Img_1584Img_1602Img_1603Img_1607Img_1608Img_1609Img_1657 右手に薬草のムラサキ籠を持つ姫、それが額田王だ。そのむこう狩猟中、白馬から左手を振る貴人、この人が大海人皇子、のちの天武天皇だ。二人が万葉集で、恋の歌を詠みあった場面が陶板レリーフなっている。まるで映画の総天然色、ワイドスコープのように見えた。

 

 ここは悠久の里、万葉の森、船岡山のふもと。近江八幡から近江鉄道で中山道の武佐、平田の次、三つ目の市辺(いちのべ)で降りて、歩いて5分、阿賀神社の境内を抜けて~である。額田王は「あかねさす 紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が手を振る」と歌い、大海人皇子は「紫草の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆえに われ恋ひめやも」と返す。

 

 天智天皇7年(668)5月5日、大津宮から遠征して、天皇一行がはるばる蒲生野へ来て、狩猟と薬草摘み。その蒲生野がどこか、諸説あって、ここが有力地の一つと知って、現場取材に来て、このレリーフを見た。原画は日本画の大家、大野俊明さん。平成3年、いまは東近江市になった八日市市が作成している。花咲き乱れる広い草原、花を摘む女性2人、馬上で鹿を追う男性2人…蒲生野の広大さを感じさす。古代のロマン、こうだい?と眺めた。
 

 

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2023年4月 9日 (日)

メタセコイヤ

Img_1438 Img_1440 Img_1441 Img_1445 Img_1443 Img_1446 Img_1451 Img_1450 Img_1452 Img_1467 用があっても無くても、日々のぶら歩き、目にすると、いいなあ~と思う樹木がある。建仁寺法堂前のクスノキ、植物園四季彩の丘のケヤキなどだが、その一つ、京博西苑のメタセコイヤもそうだ。背が高く、空へ切りこむような円錐形の、その姿形に、つい見惚れる。

 

 メタセコイヤは「生きた化石」だという。このところ、スマホ調べが増えているが、たまには~と、書棚の新明解国語辞典をひいた。「巨大な落葉高木。高さは時に30㍍にも及ぶ」。京博のも20㍍はあり、どこからでも目立つ。生きた化石については「中世代に繁茂した化石樹だが、中国奥地で原生種が発見されて以来、再び世界各地で栽培」と記述あり、なるほど、そうか~だった。

 

 さらにスマホでも調べる。日本では80年ほど前、皇居で栽培が始まり、全国に~いう。滋賀県高島市マキノのメタセコイヤ並木はよく写真に出る。ヒノキ科メタセコイヤ属で、仲間のない1属1科。初夏に新緑美しく、秋から冬へ茶けた落葉、これがまたいい。いま開催の親鸞生誕850年展を見て、庭園の西南へ行ってメタセコイヤ。遠くから、近くから、散り際のサクラと一緒に見た。均整とれた枝ぶり、羽状に出た青葉、黒く落下の球果…どう眺め見ても、これは京博のシンボルツリー。

 

 <注> 花言葉は「平和」。メタセコイヤの「メタ」は~後でとか、変わった~の意。中生代は100万年前。中国奥地は四川省、発見は80年前。

 

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2023年4月 8日 (土)

駅の推し獅子は山田陽翔選手

Img_1559 Img_1563_20230404073801 Img_1560 Img_1562 Img_1558 Img_1564 Img_1567 Img_1565 Img_1570 近江八幡駅、JRから近江鉄道へ乗り換えて、その待合室である。等身大の写真は、甲子園の申し子、山田陽翔(はると)選手。西武ライオンズのユニホーム、近江高校時代の「1」から背番号は「36」へ。表示に「近江鉄道は山田陽翔選手を応援しています」と出ている。

 

 去年のプロ野球ドラフト。注目の山田選手の指名はまだか、まだか~で5巡目に西武ライオンズだった。西武の創始者は滋賀から出た堤康次郎さん、滋賀と縁が深い。近江鉄道は西武鉄道と資本系列。山田選手は滋賀県生まれ、近江高校出身。甲子園で11勝、奪三振115、本塁打は地区大会など35本。投手、4番打者、主将…、甲子園の活躍がいまに眩しい。

 

 近江鉄道にそう乗ることはないが、何年か前の待合室の写真は、大阪桐蔭出身、強打強肩の森友哉捕手だった。森選手、今季からFA権でオリックスへ。代わっての山田選手、まさにふるさと代表である。近江八幡駅は「駅の推し獅子」という。線路を隔ててJR側から見える看板。ダイナミックナ投球ホームを囲んで、応援団が多い。豊臣秀次の八幡山城、赤こんにゃく、駅長ガチャンコ…西武マスコットのレオにライナ。がんばれ、山田選手!。

 

 

 

 

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2023年4月 7日 (金)

駅アートは「洛北八景」

Img_1516 Img_1495 Img_1496 Img_1497 Img_1498 Img_1499 Img_1500 Img_1501 Img_1502 Img_1503 Img_1508 陶版画は「洛北八景」という。八景はどこ?と見ると、送り火の大文字、八瀬からケーブルの比叡山。世界文化遺産の銀閣寺、修学院離宮に詩仙堂。カラオケで歌う♪~京都大原三千院~♪。それに宝ヶ池の国際会館、川床の貴船~の八景。これで、ハッケヨイ、ハッケヨイ。

 

 駅前に枝垂れヤナギが垂れて京阪電車の出町柳駅。枡形商店街の古本屋へ、地下鉄三条京阪で乗り換えて行く。地下の改札出て、地上の叡山電鉄まで、長いエスカレーターに沿う壁面に「洛北八景」。作者は故徳力富吉郎さん。西本願寺絵所12代目、棟方志功さんらと「版」グループ創生した著名な版画家という。陶板画はいつ頃できたのか、大塚オーミ陶業製作。

 

 その一景、一景、先さえ急がなければ、足を止め、見応えがある。反対側の壁面、作者代わってまだある。元京都デザイン研究所長で、大阪芸大教授だった西脇友一さん。やはり大塚さん製作の陶板ふたつ。「鞍馬山絵図」と「葵祭行列図」。西脇さんらが原画を作っている。牛若丸と天狗と火祭りの鞍馬山。斎王代が乗る御輿、御所車、武人列…どこかに双葉葵をつけ、下鴨神社、上賀茂神社への列。乗って降りて出町柳駅、見るべきはまず駅ナカアート。

 

 ※ 徳力富吉郎(1902-2000) ※ 西脇友一(1932ー?)

 

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2023年4月 6日 (木)

国宝・親鸞上人

Img_1427Img_1423Img_1421 Img_1425Img_1433  ことし生誕850年を迎えた親鸞上人、どんなお顔だったのか。特別展開催の京博へ行って、国宝のお顔を見た。鎌倉時代に流行った似絵(にせえ)に描かれた70歳ころ、本人そっくりと伝わる。肩はいかって、口元小さく引きしまって、目元鋭く~親鸞上人だった。

 

 親鸞上人、浄土真宗の宗祖である。西本願寺、東本願寺、仏光寺など、真宗は全国に10派、信者さんは全国で1500万人と言われる。そのお寺さんが展示協力の特別展。親鸞直筆、教行信証、歎異抄など国宝11件、重文75件含むゆかりの名宝180点。おりからお西さん、お東さん各寺院で、生誕を祝う法要が続き、特別展にはバスツアーなど鑑賞が相次ぐ。

 

 国宝のお顔は、3階から始まった展示の最後の最後、1階だった。親鸞揮ごうの6字名号「南無阿弥陀仏」と隣り合う。説明によると、真宗中興の祖・蓮如が愛知県安城市のお寺にあった似絵を正本と副本、二つの肖像にし、山科本願寺に置き、時が流れて、いまは西本願寺の奥の奥、そう公開はないという。今回は会期の最初1週間に副本、最後の1週間に正本の展示。看板、チラシに写真だが、会場で副本の国宝・親鸞上人まじかに~だった。博物館庭園、ロダン像へ行き、親鸞上人を考えた。

 

 ※ 親鸞上人(1173-1262) ※ 特別展は5月21日まで。

 

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2023年4月 5日 (水)

ミュシャまたミュシャ

Img_0798 Img_0804 Img_0805 Img_0809 Img_0811_20230326080201 Img_0812 Img_0816 Img_0817 Img_0834 今なお、人気の「ミュシャ」を語るとすれば、どこからだろう。一つにアールヌーボーの旗手、一つに女性描く線の魔術師、一つに写真、油彩、イラストなど制作のマルチぶりなどか。どこかで毎年のように展覧会あり、ムシャムシャした時、安らぎにミュシャ?!。

 

 展覧会、これまで、なんど見たか。ついこの間も伊勢丹京都であって、また見た。アルフォンス・ミュシャはチェコ生まれ。フランス語でミュシャだが、チェコ語なら「ムハ」。人気が出たのは、35歳。フランスの大女優、サラ・ベルナールを描いた演劇「ジスモンド」のポスター。優美な女性と花々が受けに受け、それが新しい芸術、アールヌーボーに。

 

 伊勢丹展のサブタイトルは「マルチ・アーティストの先駆け」。挿絵、ポスター、商品図案など170点。撮影はOKなので、作品は主なものにして、ミュシャはどんな人物かと、展示の本人写真を次々に撮った。プラハで結婚した時、ゴーギャンら有人と一緒の時、41歳でフランスのレジオンドヌール勲章受賞の時…。どの顔からも、目の光りと優しさを感じさす。母国思う「スラブの叙事詩」完成させ、没して80年超えて、いまも、ミュシャ、ミュシャ。

 

 ※ ミュシャ(1860-1939) ※ 伊勢丹京都展は3月26日までで終わり、このあと福岡、広島、秋田へ巡回。

 

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2023年4月 4日 (火)

♪~一杯のコーヒーから~♪

Img_0089 Img_0151_20230331085801 Img_0152 Img_0153 Img_0182 Img_0184_20230331085201 Img_0186 Img_0188_20230331085301 Img_0190 どうして、何がこうまでロングな列なんだろう。確認したらコーヒーだという。それもテークアウト専門店。日によっては、1時間も並び待ちとか。京都の嵐山、大堰川から桂川へ、渡月橋が見えるコーヒー屋さん。長い列の並び。「たかがコーヒーされどコーヒー」である。

 

 小倉山ふもと、百人一首の嵯峨嵐山文華館への道筋。川沿い、日本画所蔵の福田美術館の真ん前だ。足をとめ、列の合い間から店を覗くと、紙コップの「%」が見えた。ロゴマークらしい。「嵐山とコーヒーと%」でスマホ検索。八坂塔の東山、藤井大丸の四条に店がある「アラビカ京都」と出た。世界のコーヒーを知る日本人オーナー、こだわりの店らしい。

 

 イノダ、前田、六曜社…京都には老舗店多い。加えて今はスタバ、ドトール、小川などだけど、それに、この人気のアラビカ京都である。藤井大丸店なら~と歩きの流れで行った。入って1階、店内飲みが出来る。ブレンド400円。そう待たず嵐山で見た%ロゴの紙コップ。若者気分、席へ座って、あの長い列を思った。オーナーの思いは京都から世界へ。♪~一杯のコーヒーから夢の花咲くこともある~♪。確率は何%か、その一杯、身体熱く~。

 

 ※  「一杯のコーヒーから」は、かつて霧島のぼる、コロンビアローズらが歌った。 <注> 生産地の生豆、欠けや汚れなど一粒ずつ選別、「煎りたて・挽きたて・淹れたて」の3たての鮮度などが、美味しいコーヒーの要素という。

 

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2023年4月 3日 (月)

歩いて歩いてサクラ撮り

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 京都山科の琵琶湖疎水べり。住民の育てた菜の花1500本とサクラの競演。JR山科駅から毘沙門堂へ、歩いて7、8分の安朱橋あたり。撮りよう、サクラからか、菜の花か、まあ、どう撮ってもインスタ映え。疎水の先へ行くと、蹴上と南禅寺。インクラインの線路上に日傘の花嫁さん。下から見上げての一枚、作者は誰だったか、印象派の絵のように撮った。

 

 若き技師、田辺朔郎像とサクラ。琵琶湖疎水設計、この人と咲く。南禅寺では、石川五右衛門の三門とサクラ、絶景かな、見ごろかな。知恩院では火灯窓とサクラが似合う。サクラと生活なら、京都で最古の山科団地のサクラが加齢を競いあう。子どもとサクラでは、公園のタコ滑り台とブランコ、歓声が満開。おばあちゃん一人花見、まだまだ~と咲く。外国人観光客に~ジャパン・サクラはこれ~と咲き誇る。鴨川の花見、花より団子、団子よりサクラ!と撮った。

 

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2023年4月 2日 (日)

ダークホースのロバに赤いバラ

Img_1243_20230330073501 Img_1239_20230330073101 Img_1240 Img_1241 Img_1234 さて、ウサギのマーボ君に一票いれたけど、どうやったかなあ。京都市動物園ウサギ年のアニマル園長選挙はウサギ5頭とロバ1頭が立候補。選挙は2月からで、もう投票結果が出ているはずだ。蹴上側の東口から入って、いつもの通り抜け、発表掲示板のある西口正面へ来た。

 

 ウサギ年だし、まあ、ウサギ5頭の中からと思っていたら~である。なんとなんと、何頭もいないロバのハルに赤いバラがついている。ロバは耳が長く、ウサギウマと言われ、自らダークホースだ~と、文字通りの出馬だった。投票数は1509票、次点のウサギ・ハルマキに650票の大差をつけ、第8代園長当選だという。名前どおり、ハルに春が来ていた。

 

 掲示板の隣りはキリンの園舎。2年前の第6代園長を経験しているキリンのメイが、それこそ首を長く~だったが、おもわぬ結果のせいか、檻のそばを通ったおり、長い脚をたたんでへたり込んでいた。どうやらウサギ5頭の乱立、票が分散した結果らしい。まだ寒かったとき、一票いれた俊足自慢のマーボ君は841票の3位。ピリ辛の加減がちょいと足りなかったか。まあ、ロバ君はむかしから蒸しパン運びで頑張り、それを無視できず、だったか??。

 

 

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2023年4月 1日 (土)

大阪、黒門市場へ行く

Img_0737 Img_0740 Img_0743_20230324073601 Img_0745 Img_0748 Img_0752 Img_0753 Img_0741 Img_0758 Img_0756 さあさあ、いらっしゃい、いらっしゃい。赤貝、ホタテ、あわび…、北海道産でっせえ。赤エビ、造りにしまっせえ。ロブスター、どないだ。本マグロ、トロトロでんがな。タコ、フグ、カキありまっせえ。さあ、どないだ!。まあ、見ていきなはれ、食べていきなはれ~。

 

 大阪はミナミ、江戸時代からの黒門市場。道頓堀、千日前の近くなのに行ったことがない。魚好き、一度は~と京都河原町から阪急電車、淡路で天下茶屋行きに乗り換え、日本橋で降りすぐだった。黒門市場のHPは♪~くろもん、ええもん、ほんまもん~♪と、もんまたもんと韻を踏んで、PRする。近くの寺が焼けて、残った山門を黒く塗り、それで黒門市場だという。

 

 平日の昼、コロナ禍から賑わいが戻っている。縦に横に180店舗。どう歩いても、まいどまいど~の声がして、外国人観光客が目立つ。アーケード見上げて、黒門提灯、マグロ、フグ、タコ…のモニュメント。馬糞ウニ、いいなあ、ウナギ串もいいなあ~と、行って戻って、また行って「マグロのエン時」。梅田のチェーン店で一度、なじみがある。ウニの握りに大トロ三貫…、あの時のエン時のうまさ変わりない。ときには、くろもん、ええもんや。

 

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