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2023年3月21日 (火)

ユキヤナギ(雪柳)

Img_0489Img_0438 Img_0500 Img_0456 Img_0501 Img_0503 Img_0495 Img_0458_20230320084601 Img_0459 Img_0460  米粒ほどの花、枝先に一体、どれほど咲かせているのだろう。百、千、万で、万以上はある。とても数え切れない。ユキヤナギ、漢字で「雪柳」。小米にも似て、コゴメバナともいう。バラ科シモツケ属。枝垂れた細い枝に五弁の小さな白い花を雪のようにつける。

 

 春、サクラの開花と相前後して咲き出す。二条城のサクラの標本木、ソメイヨシノが5輪以上開いて、京都に開花宣言が出たころだった。いつもの出歩き、秀吉祀る豊国神社と隣りあう大仏殿跡公園へ行って見た。その白さは「this isユキヤナギ」。これがユキヤナギと言わんばかり。高さ1㍍少し、細い枝が白い棒のようになり、幾本も突き出ていた。

 

 豊国神社から西へ行って鴨川の正面橋。遊歩道でまた見た。今度は突き出ず、重なりあう枝を覆って、流れるように白い。鴨川左岸を北へ、咲き出したピンクのソメイヨシノ、黄色いレンギョウ、芽が吹き出てきた緑のヤナギ、青い空…、ところどころで白いユキヤナギとコラボ咲き。いい俳句はないか、ネット探して「雪柳いま満開の重さかな」(田中一生)。花言葉は「愛らしく」「愛嬌」など。駄作でも一句。「春歩き行く先々に雪柳」。

 

 

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コメント

いや~~お見事!これぞ、雪柳。こんな風景、見たことありません。   
  THIS IS YUKIYANAGI!!
我が家のピンク系雪柳開花から20日以上遅れの京の雪柳。
しかし、そのスケール、豪華さたるや、圧巻です。
雪の降らない南国に雪柳は、やはり似合わない?

投稿: s.hidaka | 2023年3月21日 (火) 07時51分

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