「大戦争」という名のラーメン店
ラーメンはラーメンでも、店名が気になる。去年10月、京都河原町に開店した「ラーメン大戦争」。英語表示で「THE RAMEN WAR」。~人類みな麺類~系列のチエーン店という。店名とて「大戦争」とは、ただごとではないと、ワーワー言う前にまず行って見た。
始まりはいつもの歩き。去年の世相を表す漢字一字は「戦」。祇園前で京阪バスを降り、漢字検定協会ビル内で展示の清水寺・森貫主揮ごうの「戦」を見てから行った。四条通りを西へ、鴨川渡り、河原町通りを北へ六角まで10分。いつもは列が出来ているが、行った日はスッと入れた。案内のあった奥のテーブル席、メニュー「ピストル」と「平和」がある。
そりゃあ「平和」がいい。チューシューは5枚まで何枚でも良いという。2枚目でないけど、若くはないし、控えめに2枚にした。店のどこが大戦争なのか。店内、板壁が石垣ふう、ピストルと刀の飾りがあり、メニュー裏に騎士のイラストだ。なぜ、大戦争?と思案するうち、醤油ラーメン「平和」が届いた。チャーシュー2枚は鉢にレアにへばりついている。二本指を広げて、ピースは平和。あっさり味のラーメンをすすりつつ、ロシアの文豪トルストイを思った。
※ 「ラーメン大戦争」は大阪からの全国展開店。現在大阪4店、東京1店、高知1店と京都河原町店1店。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 落語と美術の展覧会(2025.04.27)
- グッドな「2025」ポスター(2025.04.26)
コメント