小6、岩間一真君、絵才あり
見れば見るほど、作品に味が染みこんでいる。マンガの赤塚不二夫あり、爆発の岡本太郎あり、ヒゲのダリあり…。英字紙など切り貼りした抽象画、首をぶら下げた奇妙な鉛筆画、魚と人を描き加えたスタバのカップ…。数え切れないほどの展示作品、絵才が溢れている。
障害者のある人の作品と表現に出会える場所、「アートスペースco―JIN」。京都市役所前、河原町通りを北へ、荒神口交差点すぐ。共生社会目指す京都府が6年前につくったギャラリーである。府立文芸会館のグループ展、府立医大の定期健診などの行き帰り、入場無料なので、ぶらりよく入る。一年に4度、展示入れ替えで、いま、小6の岩間一真君である。
もう三度、通りがかって、三度入っている。入り口の壁面、その都度、岩間君が絵を描き足している。ブルーと赤の下地に、人、葉、ピストルなどバランスよく配して、ガラス面にも模様を描き、三度目のおり完成作品だった。背が低い岩間君、脚立に上がり、絵筆を持って~だったと。ギャラリー内、完成作品の前、岩間君の写真があった。人体解剖図、お化け屋敷、書「恋する」、展示は何が出て来るかわからない。それが何度行っても~の魅力だ。
※ 展示は3月26日まで。岩間君作品と先天性脳性マヒ、岡安聖美さんが車いすで描く作品も展示している。
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