現代美術家・李兎換(リ・ウファン)展
世界的に知られる現代美術家・李兎換(リ・ウファン)さん。横文字で「LeeUfan」と書く。自然と人工素材の組み合わせなど「もの派」と呼ばれる現代アートをけん引する。韓国生まれ、日本の大学で活動の領域を広げた。その大回顧展があり、どんな作品か、見に行った。
ミュージアムロード、海側の兵庫県立美術館。昨年の東京・国立新美術館の開館15周年に続き、こちらは開館20周年記念展である。梅田からの阪神電車、岩屋駅で降りた。山手にはパンダの王子動物園、道筋に緑と赤の怪物アート。美術館は世界的スケーター、坂本花織さんの母校・渚中学前である。安藤忠雄さん建築設計。運河側階段に座ると空が広がる。
行ったのは最終日の日曜。写真撮影は平日OKだが、土日祝はNGだった。いま84歳、李さんの生涯を描くマンガの鑑賞ガイドが有り難い。展示は、石と鉄板、石とガラス、線と線など、どう理解するのか。単純と混沌、連続と不連続…、世の中は人間だけでない関係性を示す。世界の美術館はその作品を評価して、所蔵が多いという。そうなんかと生半可に理解、見終わって周辺ぶらり。空と運河、青りんごなど野外アート。ここにも「もの派」?、その関係性ぼんやり考えた。
※ 展覧会は2月12日終了。
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