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2023年1月 4日 (水)

巨大絵画展は「ありがとう地球」

Img_4528 Img_4527 Img_4473 Img_4472 Img_4470 Img_4468 Img_4462 Img_4456 Img_4453   絵画展ポスターの中、描いている画家が小さい。高さ2・4㍍、自然を描く油彩画は、とてつもなく長い。インドの森から始まり、西はギリシャから東は中国へまで3年間で長さ100㍍。日本では、富士山、乗鞍岳など四季を10年かけて描き続けて、170㍍である。

 

 合わせて全長270㍍。重さ4㌧。登録すればギネス太鼓判。自ら「太陽の画家」という三谷裕資さん(76)の巨大絵画展。テーマは「ありがとう地球」。昨年12月、京都岡崎のみやこめっせ地階であり、見に行った。入り口、三谷さんがようこそ!と写真で出迎え、会場へ入った。絵から雲が動き、霧がわき出ている。壮大、長大。ええっと思う絵また絵。

 

 壁に朝日新聞の切り抜き記事。展示費用1700万円かけた自費展という。三谷さん、三重・伊勢生まれ、兵庫・三田在住。太陽、富士山を題材にした絵で個展重ね、制作費を稼いだ。絵は独学、行動美術協会にも所属、表現に行き詰まり、人間とは何か~とインドへ放浪して、一本の巨大樹木から自然を知り、地球を知り…という。地球と人間は同じ生命と描いて足掛け30年という。270㍍見て歩き30分。入場無料の度量の大きさ、頭が下がる。

 

 ※ 巨大絵画展は初開催、昨年12月25日で終了。

 

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